安倍晋三さんの圧勝は嬉しいが・・      2014.12.15   



 チャイナの勃興とともに極まった異常気象が、四国地方にまで時ならぬ大雪をもたらし、北摂地域も朝一番は連日の氷点下だ。天井と壁に50mmのグラスウール、床面に20mmの発泡ポリスチレンを嵌め込んだだけの貧弱な断熱構造のわが家は、築30年のすきま風の影響もあってか、「朝いち」は室内温度が一気に5〜6℃台まで低下してしまう。近在の「何でも屋」で買い込んだ990円の「暖かパジャマ」に、着古したチャンチャンコなど6枚を重ね着しても鼻水が止らない。


 そんな大寒波も何のその、安倍晋三さんは衆院選で予想どおり圧勝した。長期政権が確実になり、アベノミクスの完遂、集団的自衛権の限定行使に対応した法整備等と併せて、次の大仕事「憲法改正」に向けての作業が粛々と進められることになるだろう。


 「衆院解散」の安倍首相の意向が公になってからの反日糞メディアによる安倍攻撃、ネガティブキャンペーンは凄まじかった。解散総選挙の最大の理由が「財務省の小役人による悪辣な増税工作の阻止」にあることが明白であるにも係わらず、糞メディアは「大義なき解散」の大合唱で応じた。反日メディアの総帥である糞新聞朝日も連日吐き気を催すような社説を書き続けた。


 東京新聞や毎日新聞どころか、糞新聞朝日の盟友であるニューヨークタイムズ(NYT)紙のほかワシントンポスト(WP)紙までも安倍攻撃に参戦する始末だ。NYT紙は、「Rewriting the War, Japanese Right Attacks a Newspaper」(12/2付)で、朝日新聞による「吉田証言に関する記事の取り消し」を契機に、(「吉田証言」の記事を書いた張本人である)植村隆記者が極右勢力から謂われ無き嫌がらせを受けていることをセンセーショナルに伝え、これを受ける形で、翌12/3に「Whitewashing History in Japan(日本における史実隠蔽)」の表題で「安倍政権によって勢いを得た日本の右翼政治勢力が、日本軍が何千もの女性を強制的に慰安所で働かせたという先の大戦における(日本の)恥部を否定しようと脅しをかける組織的活動を進めている」とウソッぱちの社説を掲載した。この記事はNYT紙の論説委員の一人である玉本偉(たまもと まさる)の手によるもので、『安倍首相は3月に中韓の批判や米国のいらだちを受けて、韓国その他の国からの数万人の女性を強制的に性奴隷としたことを認めた「謝罪」を踏襲すると語った。これは歴史修正主義者の画策にも係わらず歴史的事実は不変であることを示すものだ』というとんでもない言葉で記事を結んでいる。「謝罪」即ち河野談話の文章では、旧日本軍による強制的かつ組織的な慰安婦動員を認めてはいない。この社説は全くのデタラメだ。


 さらに12/8付のWP紙は、「Will Japan's habit of rewriting its history affect its future?」の表題の寄稿文を掲載して「日本は過去の不名誉な歴史を意図的に忘れようとしている」と批判した。これら三本の記事は、いずれも「歴史改竄」、「史実隠蔽」の言葉を記事の表題に挿入して、安倍晋三さんを「歴史修正主義者」として中傷することを意図したものだ。糞新聞朝日のウソ記事撤回以降、日本国内では「旧日本軍による慰安婦の強制動員は無かった」という理解がようやく定着したかに見えるが、一歩日本を飛び出せば「汚辱にまみれた過去を日本人には終世、背負い続けてもらおう」と考えている人間がそこいら中にいるのだ。しかも「歴史修正主義」を持ち出されると、極めて厄介だ。安倍さんの圧勝に浮かれてはいられない。敵は国内の反日分子だけではないのだ。余生をかけて、美しい国を目指してもう一踏ん張りしなければならないようだ。


 もう一つ。予想どおり「次世代の党」は惨敗した。議席を確保したのは、自民党の代議士時代からの強固な地盤をもつ平沼、園田の両大御所だけで、幹事長の山田宏氏まで落選してしまった。自主憲法の制定を選挙公約の一番に掲げ、安全保障体制の充実を聲高に叫ぶという正攻法で臨んでも得票には結びつかないことが改めて証明された。歪んだ戦後教育に蝕まれた日本人にとっては、「国家」や「国体」という言葉は全く魅力が無い。むしろ嫌悪の対象にすらなり得る。しかも彼らには「保守=右翼=バカ」の固定観念が染みついている。「平和」、「リベラル」、「人権」などという言葉がやたらに心地よいのだ。糞は新聞やテレビだけじゃない、日本人自身も未だに「糞」まみれなのだ。情けない事態だが、「経済・雇用」を優先させる「安倍方式」に拠らなければ、この日本では政権は取れない。「次世代・・」の皆さんには、ひとまず方向転換して捲土重来を期してもらいたい。


 「糞」で思い出しました。久しぶりにNYT紙を眺めて、例の反日「糞」記者 Hiroko
Tabuchi が、逃避先のニューヨークで相変わらずお元気であることを知りました。最近はタカタ製のエアバッグをネタに日本攻撃に励んでいるようです。先日(12/8)は、『日本の民族主義者が映画「Unbroken」を監督したアンジェリーナ・ジョリーに、人種差別主義者の烙印を押して、「Unbroken」を上映禁止にしろと主張している」という The Telegraph紙の記事をツイッターで拡散していましたよ。普通の日本人であれば、異国で「日の丸」を見かけると胸にジーンときたりして、愛国心が高揚するものですが、やはりTabuchiは日本人ではないのかも知れませんね。ウヒャ。


             
          自公圧勝を伝える読売新聞       今、ニューヨークで反日してます


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