千葉の恥さらし「野田佳彦」              2012.10.19   



 「野田る」の言葉の意味をネットで調べると、「泥臭く頑張る」、「上手にスピーチする」という解説に出くわします。冗談じゃありません。「野田る」とは、「白々しい大嘘をつく」ことを言うのです。


既に国民の支持を完全に失い、谷垣前自民党総裁と「近いうち」の国会解散について合意した野田政権にとって、特例公債法案と一票の格差是正法案を成立させるには、年内に衆議院を解散する意思表示をし、その時期を明言した上で、法案成立に向けて野党に協力を求めるしか方法は残されていないのは誰の目にも明らかである。18日の三党幹事長会談で民主党の輿石幹事長は「19日の党首会談で首相から何らかの新しい具体的な提案があるのではないか」と話した(19日付読売新聞)という。にも係わらず、本日(
19日)午後に行った自民党、公明党との党首会談で、野田首相は解散の時期を明示せず「言葉の重み、責任は十分自覚している」、「だらだらと政権の延命を図るつもりはない。条件が整えば、きちっと自分の判断をしたい」と語ったという(19日時事通信)。「延命を図るつもりはない」と大見得を切りながら、ノラリクラリと野党を騙し続けて総理の座に居座り続けているのが、この野田佳彦だ。こんな大嘘つきは、前代未聞である。


一部の報道では、野田首相は党内の親しい議員に「特例公債法案なんかどうでもよい」と語ったと伝えられている。「増税法案を通したから、他はどうでもよくなって、あとは輿石に丸投げするだけ」だとか「どうしたら良いか野田首相自身が全く分かっていないのでは・・」など、情けない野田首相の姿がまことしやかに伝えられているが、不思議なことに読売や朝日など大新聞は、このノラリクラリの野田首相を未だに擁護し続けている。靖国を参拝した安倍総裁に対しては、例のごとく悪意に満ちた報道をしておきながらである。大マスコミは、大嫌いな安倍晋三氏よりも、この情けない野田佳彦の方がマシだと思っているのでしょう。野田佳彦を増長させて、この政権の体たらくを招いた元凶は、紛れもなく大マスコミである。


14日の自衛隊観艦式で、野田首相は旧海兵の「五省」に言及した訓示を行い、日本海海戦でのZ旗の信号文「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」から引用した「一層奮励努力」の言葉でその訓示を締め括り、海上自衛官を感激させた(19日読売新聞)たという。オバマ大統領に似て、野田は相変わらずスピーチが得意なようだ。「野田る」は「スピーチは上手だが、それだけの男」と意味づけても良いかも知れない。


 昨年8月の民主党代表選後、早々とこの野田佳彦に愛想を尽かしてからも、故郷が大好きな私は「野田佳彦は駄目男だが、唯一の取り柄は千葉県生まれの千葉県育ちだ」と自分を慰めてきましたが、そんな気持ちも失せました。今では、こんな男が私と同郷の千葉出身だと思うと無性に腹立たしくなります。終戦内閣を指揮した鈴木貫太郎海軍大将以来、二人目の千葉県出身の宰相だなどと、野田佳彦を持て囃した千葉県民も、とんでもない間違いだったことに気がついていることでしょう。鈴木大将も彼の世で、とんでもない後輩がいたものだと嘆いているはずです。


「野田る」は「千葉の恥さらし」と定義しましょう。これで決まりです。



     
       千葉の恥さらし


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