糞新聞朝日:福島原発「吉田調書」でも大虚報    2014.8.30   



 事件が起きたのは三ヶ月余前の5月のことだ。5月20日付、糞新聞朝日の朝刊の1面に「原発所員、命令違反し撤退」という驚くべき見出し(p1)が躍った。記事には、福島第一原発で事故対応の責任者だった吉田昌郎所長が政府事故調査・検証委員会による調査に対して回答した「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞が入手したとあり、この吉田調書によると、「東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた」(「 」内は朝日ディジタル版の原文のまま)と書かれている。原発事故拡大抑止に鬼神の如く奮闘した英雄であったはずの東電職員が、実は所長の命令に逆らって、そのほとんどが現場を放棄し「逃げ出していた」卑怯者だったと世界に向けて発信したのだ。糞新聞朝日が何らかの手段で入手した吉田調書の一部に日本と日本人を貶めるために使えそうな恰好の情報を見つけ出し、早速これをネタに記事を配信したのは間違いない。当時、政府は吉田氏本人の意向を踏まえて「吉田調書は公開しない」という姿勢をとっており、調書をネタにした記事であれば、捏造や歪曲がバレないという目算が糞新聞にあったのだろう。

   
   p1 5月20日付 朝日新聞朝刊1面


 
糞新聞の盟友であるニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は、即日(5/20付) ”Panicked Workers Fled Fukushima 
Plant
in 2011 Despite Orders, Record Shows[狼狽(うろた)えた職員が命令に背いて福島原発から逃げ出した・・・]”
の見出しの
Martin Fackler東京支局長の署名入り記事でこれを拡散し、英国BBC放送も20日に "Japan paper says 
Fukushima workers fled during 2011 crisis (福島の作業者は、2011年の事故で逃げ出していた 日本の新聞が伝える)"
の見出しで報じた。糞新聞朝日の記事は、僅か1日で世界に拡散され、朝日は東電職員に「卑怯者のレッテル」を貼ることにまんまと成功したのだ。

 
糞新聞朝日が書いた故か、隣国の南コリアの反応も早かった。聯合ニュースが「福島事故時に職員ら命令無視して原発から脱出」と伝え、朝鮮日報も「日本にもいた『災害現場の悪魔』」の表題のコラムでこの記事を取り上げた。修学旅行中の多数の高校生が犠牲となった旅客船セウォル号の沈没事故から丁度一ヶ月が経過し、当事者である南コリアでは、事故を引き起こした自らの社会や韓民族の特異性・後進性を日本と比較して猛烈に反省している最中であったが、糞新聞朝日に「日本人もコリアンと同類だ」と言わんばかりの記事を突きつけられてコリアンも驚愕したことだろう。

 
この糞新聞の記事の信憑性に対して真っ先に疑問を提起したのは、吉田所長に長時間のインタビューを行い「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の500日」(PHP)を著した門田隆将氏である。門田氏は、吉田所長を含む100名近い関係者に対するヒアリングで得た情報を根拠に、6/1付のBLOGOS( http://blogos.com/article/87529/ )で「・・ある
『一定の目的』のために、事実を捻じ曲げて報道する、かの『従軍慰安婦報道』とまったく同じことがまた行われている・・」と書いて、「慰安婦」事件と同様に「朝日の虚報」であると断じた。正論8月号も門田氏の主張を取り上げ、「福島第一原発『命令違反退避』報道にみる悪意の存在」で「日本と日本人を国際的に貶める・・」糞新聞朝日の意図を徹底的に批判している。正論の発行元の産経新聞は、8月17日に吉田調書を入手し、翌18日に「吉田所長、『全面撤退』明確に否定・・」の見出しで糞新聞朝日の報道を真っ向から否定する記事を発信した。これらの経緯が政府による吉田調書の公開(9月上旬予定)と、菅官房長官による「吉田氏の記録の一部を断片的に取り上げた記事が複数の新聞に掲載され、独り歩きとの本人の懸念が顕在化しており、このまま非公開とするとかえって本人の意思に反することになる」の発言につながった。

 
そして今日30日、読売新聞は、朝刊の1面に「『全面撤退』強く否定 福島第一 吉田調書 『第二原発へ避難 正しい』」の見出し(p2)を掲げた。全容が明らかになった吉田調書によると、5月20日付の朝日の報道は、調書の特定部分にだけ焦点をあてたもので「吉田調書と食い違い」があると報じたのである。産経新聞に続いて、発行部数が最大の全国紙である読売新聞が漸く、この問題で「朝日を批判する」行動に出た。

 
慰安婦事件で、糞新聞朝日に吉田証言が虚報であることを白状させた(8/5付)最大の要因は、産経新聞による河野談話キャンペーンに加えて、読売新聞による「朝日新聞に対する名指し批判」であったと私は確信している。特に昨年11月に読売新聞が連載した「政治の現場 冷え切る日韓」シリーズの6回目で「火元 日本発報道も」のサブタイトルを付けた記事を掲載し「1992年1月11日付の朝日新聞が『日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していた』と大々的に報じ、記事には『女史挺身隊』の工場への動員があたかも慰安婦の強制連行であったかのような記述もあった」と、慰安婦問題の元凶は朝日新聞の誤報であることを初めて紙面上で指摘し、従来のような「一部の日本の報道機関が・・」という表現ではなく、朝日新聞を直接、名指しして批判したことが契機になった。今年に入っても読売新聞は、朝日新聞の実名をあげて繰り返し記事を書き、これらが結局、糞新聞を「告白」に追い込んだと私は解釈している。

 この「吉田調書」事件については、すでに週間ポスト(9月5日号)も、「原発事故『吉田調書』にも『朝日虚報』の構造あり」のタイトル(p3)で大々的に報道しており、産経新聞に加えて、今回読売新聞も本腰を入れて批判するに至り、またしても「朝日の虚構の世界」が崩れるのは確実になった。

            
    p2 8月30日付 読売新聞朝刊1面      p3 週間ポスト9月5日号


 
一昨日のこのコラム「火つけ依存症の狂人、・・」でも書いたように糞新聞は27日にも、安倍首相が高野山奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要(戦犯で処刑された全員を昭和殉難者として慰霊する法要)で哀悼のメッセージを送ったことを批判する記事を、法要から4ヶ月も経過した今頃になって大々的に報じ、盟友のNYT紙が早速、
"Japan's Premier Supported Ceremony for War Criminals(日本の首相が戦犯の法要を支援した)” のタイトルで世界
に拡散している。またもや「慰安婦」や「吉田調書」と全く同じ構造の「火つけ(火付け)」である。朝日の「火付け依存症」は治癒する気配は全くない。

 
朝日の糞記者様は、またもや研究不足でお知りにならないのでしょうか・・? サンフランシスコ講和条約が発効して日本が独立を取り戻した1952年に、大戦後に戦犯として罰せられ、拘禁されていた人たちの「即時釈放」を呼びかける国民運動が起こり、4000万人の署名が集まった。そして、翌1953年には、A級戦犯を含む全ての戦犯とされた人々を赦免し、その名誉を回復させる国会決議が、共産党や社会党を含む圧倒的多数で可決されている。現在、少なくとも日本国民にとっては、先の大戦における「戦犯」は存在しないのだ。それとも、糞新聞朝日は、今頃になってチャイナやコリアに媚びを売るために、この国会決議に異議を唱えるというのか?

 
糞新聞は28日には、わざわざ「A級戦犯法要 聞きたい首相の歴史観」の見出しの社説まで書いて安倍晋三さんを貶めようとする。「戦犯」は名誉回復した。だからこそ「昭和殉難者」なのだ。にもかかわらず、チャイナやコリアを焚きつけるために「昭和殉難者法要」をわざわざ「A級戦犯法要」と言い換える。全く腸(はらわた)が煮えくり返るほど腹が立つとは、このことだろう。糞新聞の意地の悪さは尋常ではない。

 
しかし、「理」に逆らって書いた記事には、読者はついて来ません。糞新聞が一生懸命にネタを探して、「つけ火(付け火)」を繰り返しても、「慰安婦と同じ構造の虚報」だと読者はみなすでしょう。朝日はコアの読者まで確実に失う。これでお終いです。ハイ。

 
では、アサヒさん。ごきげんよう。さようなら。




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