偏向する読売新聞 今度は「ハシズム批判」に全力?   2012.2.10       



 不退転の決意で消費増税一直線だったはずの野田政権は、年金試算結果の公表問題でつまずき、予算委員会では真紀子パパを先頭に総崩れ状態。さすがの読売新聞も戦意を失ってしまったのか・・・1月末以降、紙面から「Go! Go! 増税」の偏向記事がパッタリと消えてしまいました。「増税論擁護」、「野田頑張れ」の偏向報道を散々続けた挙げ句、政府・民主党が目的を果たせず討ち死にすることが明白になると、途端に沈黙してしまう。この変わり身の早さは○○新聞をも凌駕しているようです。

 ところが、意気消沈しているはずの読売新聞(大阪)が、突如9日夕刊の1面トップに「咲州に歩道橋 足踏み」、『知事時代は要望 橋下市長「変心」』の見出しを元気一杯に躍らせました。橋下大阪市長が知事時代に市に早期整備を求めた咲州庁舎(旧WTC)と最寄りの地下鉄駅とを結ぶ歩道橋計画が橋下市長の変心で立ち往生していると橋下氏をやり玉にあげているのです。大阪市の・・とは言っても、たかが歩道橋です。日本を代表する全国紙が、「たかが歩道橋」の建設計画が予定どおり進んでいないという記事を一面トップに持ってくるとは、呆れてしまいます。

 
  大阪府知事・市長のダブル選前から反橋下のネガティブキャンペーンを続けてきた読売新聞(大阪)としては、選挙で圧勝した橋下市長の「失政」を待ち望んでいたのでしょうか・・? しかし、私には耐震性の問題から全面移転計画が頓挫して半分が空室という咲州庁舎に対して、歩道橋建設計画を再考したいという橋下市長の考えは当然のことのように思えます。「変心」などと侮蔑的な言葉を使って批判するような事案とは思えません。読売新聞は、さらに『府、予算を「督促」』の見出しで追い打ちをかけ、あたかも松井知事と橋下市長の間に波風が生じているかのように書き立てます。この厭らしさは、安倍晋三元首相へのネガティブキャンペーンを執拗に続けた某売国新聞と変わりません。

 
  「バカ文春」、「バカ新潮」と形容して自身に対する中傷記事を書き続けた週刊誌と渡り合った橋下氏の口から「バカ読売」の言葉が発せられる日も遠くないような気がしますね。アハ。


               

 「増税まっしぐら」を諦め、再び「ハシズム批判」を
 始めた偏向「読売新聞(大阪)」


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