掃除機のジャバラ型ホースの裂け目の修理       2016.1.8   



< プロローグ >
 2015年8月。購入して丁度4年になるシャープ製の紙パック式掃除機(EC-KP7F)のジャバラ型ホースに大きな「裂け目」(p1) が入って、吸引能力が大幅にダウンしてしまった。この掃除機は、それまで使用していた別の掃除機が悪臭を放つようになったため急遽買い換えることに決めて、アマゾンの通販サイトで格安の¥6,800(送料込み)で購入したもの。4年持てば御の字というしろものなので・・ これを機会にサイクロン式とかいう先進型に買い換えたいところなのですが・・ 例の如く我が家の勘定奉行のN子は「修理して!」の一点張りです。

 この手の「裂け目」には、普通のビニール製の粘着テープを貼っても十分な耐久性を確保できないのは明らかなので、ネットでこのようなケースに対応できる特殊なテープが存在するか・・調べてみました。 

      
      p1 ホースの裂け目


< ホースの「裂け目」修理用の専用テープ >
 Googleの検索画面に「ジャバラホース 修理」と入れて検索すると、いきなりアマゾン通販サイトのセメダイン製の「補修用ホーステープ白 30mm×0.5m TP-241」が出てきました。ユーザレビューの書き込みをチェックすると掃除機のジャバラホースにもしっかり対応できそうな雰囲気であり、しかも巧い具合にホースの色も白なので、これを購入することに即決しました。価格は送料込みで¥850でした。


< 修理手順 >
 注文した翌日に現品(p2)が入着。まずホースの「裂け目」部分とその周囲をしっかりクリーニングします。アルコール紙で拭いてから乾燥させました。

  次に、子どもの頃に粘土細工で遊んだあの板粘土のような柔軟性を持つ厚手のブチルテープ(p3)を「裂け目」とその周辺に巻き付けます。これが所謂、特殊テープでこの製品のミソのようです。(作業に夢中になってしまい不覚にも巻き付けたテープの写真を撮り忘れました)[通販サイトの商品名欄に記載されている 30mm×0.5m は、このブチルテープの寸法です]

               
     p2 購入したテープ       p3 二種類のテープ   


 次に巻き付けたブチルテープの上に、さらにビニールテープ(p3)をしっかり巻き付けます。アッという間にまき付け完了です(p4)

      
     p4 巻き付けたテープ


  掃除機を動かして吸引力をチェックします。従前どおりの能力を発揮しているようで、これで修理完了とします。修理時間は5分もかかりませんでした。


< エピローグ >
 ホースを修理してから約半年が経過しましたが、吸引能力に変化はありません。とりあえず、修理は成功といえるでしょう。今年(2016年)もこの¥6,800の格安掃除機を使い続けることになりそうです。

 通販サイトでは未だ在庫があるようで、このホーステープが今でも販売されていますが、改めてセメダイン社のホームページをチェックすると、どういうわけかこのテープの型名がすでに廃番になっていました。利益が出ないので・・・ということなのでしょうか。それとも何か品質的な問題があったのでしょうか?

 アマゾン通販では、このセメダイン製のテープと同じタイプのニトムズ製の「ホーステープ」も扱っており、価格もニトムズの方が安く設定されているようです。(記2016.1.8)



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