無能政府による人災(なぜ必要な物資を届けられないのか?)
2011.3.25
震災発生から二週間を経過したというのに、報道によると未だに食料や飲料さえ十分に届けられていない避難所が多いという。避難所の多くは、電気・ガス・水道のライフラインが破壊されたままで調理ができない。従って、「パン」、「握り飯」、「缶詰め」など調理せずに直ぐに口に入れられる食料を求めているが、被災者の数に見合うだけの十分な数量を供給できていない。一方でカップ麺、レトルト食品など多少の火力が必要な食料は、使用されないまま避難所などに山積みされているという。下着、マスク、暖房具なども当然に不足しているほか、避難所に不可欠な簡易トイレさえ届けられていないケースもあるという。なぜ、避難所がこんな状況に追い込まれてしまうのか? マスコミ報道によると、被災地では市役所や町役場などの自治体組織そのものが、壊滅状態になっているため、「被災者のニーズを的確に把握して、救援物資の供給側に伝える」ミッションを担うべき避難所の管理者とそのサポーターが決定的に不足しているためだという。 トップページに戻る |