甘南備山[221m] 所在地:京都府京田辺市         ルートMAP  


< プロローグ >

 同期入社のAさんから山行の誘いがあり、京都府京田辺市にある甘南備山(かんなびやま)
(p1)に登ってみることにした。甘南備山は、三上山(京都府木津川市)の山頂展望台から東方向を眺めたときに、低山ながらも不思議な存在感を示していた山(p2)である。

        
   
p1 薪集落からの甘南備山(雄山)        p2 三上山からの甘南備山

 登山ガイドブックの「京都府の山(山と渓谷社)」(2017.4.1 初版第1刷発行)では甘南備山は、『とんちの一休さんで知られる酬恩庵の南西にある山で、山頂付近に「今昔物語集」に出てくる神奈比寺があった山である。また桓武天皇の平安遷都(794)の折り、南に天を祀る地として甘南備山を朱雀とし、この線上に朱雀大路と皇居を造営したとする説がある』と紹介されている。

 今回はJR片町線の松井山手駅を起点に、「山手幹線」道路を東方向に進み、大住ヶ丘住宅地の西側から南に折れて、大住虚空蔵谷の「一の滝」に立ち寄る。さらに京田辺市の野外活動センターを経て、田辺CCと枚方CCの二つのゴルフ場を隔てる低い山稜を南東方向に辿り、西側から「甘南備山」の遊歩道に取り付いて二等三角点がある雌山と、神南備神社の社殿がある雄山の山頂を踏む。下山は、山頂の北東方向の薪集落に降りて、酬恩庵(一休寺)を経由してJR京田辺駅に出ることにする。

 松井山手駅から甘南備山までのルートは、国土地理院の25,000分の一地形図や市販のガイドブックには記載がないため、事前に調査したネット情報を頼りに歩くことにする。


  日時:2017年5月24日(水)   天候:晴れ

  ルート: JR松井山手駅 → 一の滝 → 野外活動センター →  雌岳 山頂
          10:12    10:42   10:58/11:05    12:02/12:45

       →  雄岳 山頂 →   展望台  → 酬恩庵(一休寺) → JR京田辺駅
         13:02/13:13  13:16/13:23  14:08/14:10    14:26

  所要時間(休憩・昼食・ルート探索等の時間を含む):約4時間15分


<ゴーイングアップ>
【 虚空蔵谷一の滝へ ターゲットは、そよかぜ幼稚園」 】

 同志社前行きの快速電車で10:00過ぎにJR片町線の松井山手駅に到着する。日中の気温が連日30℃を超えた昨日までに比べて、今日は幾分か涼しいようだ。松井山手駅
(p3)の東側のロータリーを東に進んで、右に折れてから南方向に進む(p4)と対向二車線の立派な道路(山手幹線)(p5)に出る。この山手幹線を東方向に5分ほど歩くと、右手斜め方向への分岐(p6)がある。


 
p3 JR松井山手駅    p4 山手幹線へ向かう    p5 山手幹線を東進    p6 右手の分岐へ


 この分岐
(p7)に入って、東方向に歩く。道路幅は狭いが車が頻繁に行き来する生活道路(p8)なので、右側を走行車輌に注意して進む。右手道路脇に突然「観世座発祥の地」と彫られた石碑(p9)が現れる。ネット情報によると、猿楽から発展した能楽は、室町時代に金春座、金剛座、宝生座、結崎座(観世座)の四座が成立したと言われている。このうち伊賀出身の観阿弥が拓いた観世流は、観阿弥が移り住んだ奈良の結崎が発祥の地とされ、これが結崎座(観世座)と呼ばれているようだが・・、何故かこの大住に観世座発祥の地の石碑が置かれている。松井山手駅から丁度、10分ほどである。

        
   
p7 分岐を東進する      p8 生活道路の右端を東進    p9 観世座発祥の地の石碑


 道路
(p10)が上り勾配になり、右手に新緑を眺めながら進むと、右手方向への分岐がある三叉路(p11)に出る。三叉路の左手には、事前のネット情報調査で、虚空蔵谷への分岐の目印にしようと考えていたコープ(生協)があるはずなのだが・・、今は店舗が無くなって工事現場に変わっている。ここで右手に折れると直ぐに右手方向への小さな分岐(p12)があり、道路脇に「そよかぜ幼稚園」と「野外活動センター→」の標識(p13)が置かれている。ここで右折する。
 
 
p10 上り勾配を行く   p11 コープ跡地横で右折  p12 最初の分岐を右へ   p13 分岐の看板


 この南方向へ延びる狭い舗装道路
(p14)は、「京田辺市野外活動センター」と「そよかぜ幼稚園」へのアクセス道路のようだ。分岐から3分ほどで、ユニークな形状の園舎(p15)が目立つ「そよかぜ幼稚園」が見えてくる。幼稚園の東側になる道路脇右手の「大住 虚空蔵さん」と表示した木製の看板(p16)がある分岐(p17)で右手に折れて石段を下る。


p14 狭い舗装道路を南進   p15 そよかぜ幼稚園   p16 虚空蔵堂への看板  p17 看板で右手に進む


 石段
(p18)は、幼稚園の南側を西方向に延びている。園舎の直ぐ脇(p19)を抜けると、左手が谷になった下り勾配の山道(p20)になり、直ぐに前方に虚空蔵堂(p21)が見えてくる。


  
p18 石段を下る    p19 園舎の南側を西へ   p20 谷沿いを下る    p21 虚空蔵堂の前に出る


 切り立った岩壁
(p22)を背にした虚空蔵堂(p23)の横に立つ解説板(p24)によると、堂はもとは、鎌倉時代(1221年)に大住家友が建立した法輪山葛井寺であり、室町時代に兵火によって建物は焼失したという。このとき本尊の菩薩像は難を逃れ、京都嵐山の虚空蔵菩薩像の原像になったと伝えられていると言う。本堂前で暫し今日の山行の無事を祈願する。

        
   
p22 切り立った岩壁       p23 虚空蔵堂        p24 虚空蔵堂の解説板


 虚空蔵堂からは谷沿いの石段
(p25)を下って、谷に降りる。砂利道のような谷底(p26)を左手の上流方向に進み、沢水を被って濡れている岩を慎重に踏みながら上流側に遡行する(p27)と2分ほどで、左手に落差5mと言われる小さな一の滝(p28)が現れる。滝を眺めなが暫しの涼感を味わう。


p25 谷沿いの石段を下る  p26 谷底を上流側へ遡行  p27 沢床を上流へ遡行    p28  一の滝


【 野外活動センターへ 】

 一の滝からは、元気に遊ぶ「そよかぜ幼稚園」の園児の歓声を聞きながら、来たルートを看板のある分岐まで戻り、南方向に折れて、野外活動センターまで延びる舗装されたアクセス道路
(p29)を行く。炎天下を5分ほど歩くと、前方に野外活動センターの駐車場の門扉(p30)が見えてくる。看板(p31)によると、センターには「竜王こどもの王国」という名前がつけられているようだ。

        
   
p29 舗装路を南下する     p30 野外活動センターの門扉    p31 こどもの王国の看板


【 甘南備山(雌山)へ 】

 門扉の右側から駐車場
(p32)に入ると、前方右手に甘南備山へのルートとなる小道の入り口がある。野外活動センターの建屋には水洗トイレ(p33)もある。また駐車場の脇(東側)には南方向に延びる送電線の鉄塔(p34)が立っている。ここからは駐車場の横のこの小道(p35)を南方向に辿る。暫くの間は頭上に常に送電線が見えるはずなので、これ(送電線)をルート確認の手掛かりにする。
  
p32 甘南備山へのルート入口   p33 トイレの建屋   p34 送電線の鉄塔  p34 駐車場横の小道を行く


 小道
(p36)の周囲は素晴らしい新緑である。鉄塔(p37)の下を潜ってから尾根筋を延びる山道(p38)を行く。周囲の木立が適度に太陽光の直射を遮ってくれてありがたい。

        
   
p36 新緑の山道を行く      p37 鉄塔下を行く      p38 尾根筋を延びる山道


 小道はいったん西方向にふくらむように延びて、送電線の真下から離れる。頭上に送電線が見えなくなるので、ルートが正しいのか少々不安になるが、左手方向にターゲットの送電線
(p39)が見えて安心する。いつもの独りぼっち山行ではなくAさんが同行しているので、道に迷いそうなときには二人で相談できるので心強い。山道は今度は東方向に旋回するように送電線下に近づいていく。途中に枚方ゴルフ場の「通り抜けできません」の看板(p40)があるが、勘弁、勘弁と唱えながら脇を抜ける。ひょっとすると、このルートは枚方CCの私有地で本来は通行不可なのかも知れない。

        
     
p39 左手方向に送電線      p40 枚方CCの看板


 左手に田辺CCのフェンス
(p41)が現れ、奥にはプレイ中のゴルファーの姿(p42)も見える。鉄塔(p43)の下を潜り、右手が枚方CCで左手が田辺CCの二つのゴルフ場の境界線上になる一画(p44)を抜ける。


p41 田辺CCのフェンス沿いを行く p42 田辺CCのグリーン    p43 鉄塔下を抜ける   p43 ゴルフ場の境界を行く


 山道が途切れて、幅広の砂利道
(p45)に出る。ここで左手(頭上に送電線が見える方向)に進む。道路(p46)脇右手に建屋と駐車場があり、その先の道路脇右手に金属パイプを組み上げた構造物(p47)がある。この構造物の道路を隔てた反対側に山道の入り口(p48)があり、ここから再び山道に入る。


 
p45 砂利道に出て左へ   p46 幅広の道を南へ   p47 「金属パイプ」で左へ   p48 再び山道に入る


 山道
(p49)を2分ほど歩くと、右手眼下に分譲中の墓地と駐車場(p50)が見える。山道の入り口から8分ほどで、左手の田辺CC側から別ルートの送電線が延びてきて頭上で交差するポイント(p51)に至る。地形図で確認すると既に甘南備山(雌山)の西側山裾にまで到達しているようだ。この送電線交差ポイントから1分ほどで、甘南備山の遊歩道の標識(p52)が現れる。標識の指示「←三角点」に従って、まず二等三角点がある雌山の山頂を目指す。

  
 
p49 尾根筋を行く  p50 右眼下に墓地と駐車場 p51 左手に送電線交差点  p52 甘南備山の道標


 道幅が2mほどある緩い上り勾配の山道
(p53)を3分ほど歩くと、「A−15」の番号が表示された通報ポイント標識(p54)の前に出る。さらに眺望が今ひとつの藤棚の展望所(p55)を経由して、「三角点方面→」の道標に従って緩い上り勾配の幅広の山道(p56)を2分ほど歩くと雌山の山頂である。
   
p53 上り勾配の山道を行く p54 A-15ポイント標識   p55 藤棚の展望所     p56 幅広の山道を行く


< トップ >
【 雌山 山頂 】

 東西方向に延びたゆったりとしたスペースの山頂広場
(p57)には丸太造りのベンチが複数置かれ、二等三角点(p58)は広場の南端に埋められている。山頂からは北側が大きく開けて、城陽市や八幡市の木津川流域の市街地が指呼のうちだ。

 生憎、見通しは散々だが、右手に千頭岳から音羽山に延びる山塊が座る。山塊の左端の凹んだところは山科辺りだろうか。その左手に低く黒く横たわるのは東山で、その後方の薄い灰色は如意岳、大文字山、瓜生山など。その後方にかすかに見えるのが比叡山のようだ
(p59)。京都の市街地を挟んで左手(西側)にウッスラと見えているのは、愛宕山か。

      
    
p57 雌山の山頂広場       p58 二等三角点

   
         
p59  雌山からの北方向の展望


 桓武天皇が平安遷都にあたって、この甘南備山を朱雀(即ち「南」)としたという逸話に依れば、ここから北に向かって延ばした線上に朱雀大路(現在の「千本通り」?)があるはずだ。北側の展望を楽しみながら、ここで昼食とする。


【 雄山の山頂へ 】
 雌山の山頂からは、神南備神社がある雄山の山頂を目指す。まず南東方向に延びる幅広の遊歩道(p60)を下る。遊歩道は急勾配のコンクリート道(p61)になり、これを下る。途中に左手への分岐があるが、これをパスしてそのまま下ると、上り勾配のコンクリート舗装の管理道に合流する(p62)。ここで左折して管理道を行くと右手に神南備神社への階段道(p63)がある。

p60 幅広の遊歩道を下る   p61 コンクリート道を下る  p62 管理道に合流して左へ  p63 階段道に分岐する


 ここで右に折れて階段道
(p64)を行く。道(p65)は尾根筋を進む。次々に分岐が現れるが、 道標が示す「神南備神社」への方向(p66)をひたすら辿ると、雌山の山頂から15分弱で雄山の山頂にある神南備神社の鳥居(p67)の北側スペースに飛び出す。山頂には、男性ハイカーが一人先着している。


  
p64 階段道を行く    p65 尾根筋を進む   p66 「神南備神社」を目指す  p67 鳥居の北側に出る


【 雄山 山頂 】
 鳥居の北側に立つ解説板(p68)には「・・甘南備山は神の依りつく山として信仰の対象とされていた。平安京造営の際には京の中軸線(朱雀大路)の目印になったとみられている・・」という「朱雀」の逸話が書かれている。登山ガイドブック(注)によると、「カムナビのカムは神、ナは助詞のノ、ビは火または辺、備の意味」で、「カムナビ」は神の鎮座するところを表しているという。鳥居の奥に進んで、社殿(p69)に参拝してから神社の北側にある石造りの方位板(p70)が置かれた展望スペース(p71)で眺望を楽しむ。 (注)「関西気軽にハイキング」(実業の日本社 2015/4/10)


p68 神南(奈)備神社の解説板  p69 神社の本殿      p70 方位板       p71 展望スペース


 展望スペースからは、東方向が大きく開けて、JR片町線の京田辺から同志社前、三山木駅あたりまでの市街地や木津川流域、さらにその東側の山域が眺められる
(p72)。南北に延びる山塊の南端の尖頭部が丁度、現在地から同志社大学のキャンパスを経て、木津川に架かる玉水橋を結ぶ直線上にあるので、この尖頭部が4/24に登った三上山のようだ。また京田辺駅の南側を北東方向に延びる送電線の行先の南側に座るのが鷲峰山だろうか。今日の山行の終着地である京田辺駅周辺(p73)も指呼のうちだ。

   
      
p72  展望スペースから東方向を眺める

   
      
p73  展望スペースから北東方向を眺める


【 展望台 】
 展望スペースからは、コンクリート道(p74)を下って、分岐(p75)で直進すると、木造りの展望台(p76)に出る。展望台からは、北東から北方向が開けて、大住から城陽市の市街地が見渡せる(p77)(p78)

      
   
p74 コンクリート道を下る     p75 分岐を直進する       p76 木造の展望台

    
  p77 展望台から北東方向を望む        p78 展望台から北方向を望む


< ゴーイングダウン >
【 薪神社、一休寺へ 】
 展望台からは、先ほどの分岐(p79)まで戻り、右に折れて幅広の道(p80)を下る。幅の広いコンクリート舗装路(p81)に合流して右へ進む。

        
   
p79 分岐で右へ折れる     p80 幅広の道を下る      p81 コンクリート舗装路を右へ


 舗装路
(p82)を2分ほど下ると、左手に「旧下山道」の標識(p83)が立つ分岐があり、ここで左手に進んで階段道(p84)を下る。旧下山道(p85)は道幅は狭いが、新緑に囲まれて気持ちが良い。途中に分岐もあるが、「下山道 薪→」の標識に従って進めば迷うことはない。


p82 コンクリート舗装路を下る  p83 「旧下山道」の標識    p84 階段道を下る    p85 旧下山道を行く


 ヒノキの植林帯に入り小さな沢を渡る
(p86)と、旧下山道も終わりが近い。展望台から僅か15分弱で北側の旧下山道入口ゲート(p87)に到着する。結局、山中で遭遇したハイカーは単独行の男性一人だけだった。ここからは薪集落に降りるこの舗装路(p88)を行く。下って直ぐの右手には、駐車場(p89)もあり、車が一台駐められている。さきほどの男性ハイカーのものだろうか。


p86 ヒノキの植林帯を行く   p87 入口ゲートに到着    p88 薪集落への舗装路  p89 ゲート近くの駐車場


 畑中を北東方向に真っ直ぐに延びるコンクリート舗装路
(p90)を進む。振り返ると、いま降りてきた雄山(p91)がゆったりと横たわっている。京奈和自動車道の高架(p92)を潜ると、「酬恩庵一休寺まで650m」の道標(p93)がある。


p90 畑中を延びる舗装路  p91 振り返ると雄山が   p92 高架下を抜ける    p93 一休寺への道標


 道標に従って右手に進んで小原川を渡り
(p94)、川の東側を道なりに北東方向に進むと十字路(p95)に出る。直進して住宅街の舗装路(緑色で塗られた路側帯)(p96)を50mほど進んだ分岐で、右に折れる。(この分岐は見逃し易いです。油断すると、西光寺の門前に至って、「行き過ぎた」ことに気がつくことになります)

        
    
p94 小原川を渡る      p95 十字路を直進する      p96 分岐で右へ


 造成されたばかりのような雰囲気の住宅街
(p97)を進み、さらに駐車スペースとして使用されている空き地(p98)を左手に進むと、薪神社(p99)の前に出る。ここにも「能楽発祥の地」の石碑(p100)が立っている。


p97 住宅街を抜ける    p98 空き地の脇を行く   p99 薪神社の前に出る  p100 能楽発祥地の石碑


 神社前の道路
(p101)を東方向に進んで住宅街を抜けると右手の緑が深くなり(p102)、酬恩庵(一休寺)の総門(p103)の前に至る。酬恩庵は、かっては妙勝寺と呼ばれ、大応国師の禅道場がその起源だったというが、寺は荒廃し、一休禅師が再興した際に師恩に報いるという意味で酬恩庵と名付けたという寺の由来が掲示されている。暫し、紅葉の名所として知られる酬恩庵の参道を囲むモミジの新緑(p104)で目を癒やす。


p101 神社前の道路を東進  p102 一休寺の門前へ   p103 一休寺の総門     p104 石畳の参道


【 京田辺駅へ 】
 一休寺からは、東に進んで山手幹線道路(p105)を横断し、東方向に延びる住宅街を抜ける幅広の道路(p106)を進んで、府道八幡木津線(p107)に突き当たって右折する。府道沿い(p108)を南東方向に5〜6分歩き、左に折れると京田辺駅(p109)である。(府道八幡木津線は交通量が多いにも関わらず歩道がなく、路側帯を歩く羽目になります。山手幹線を渡ったあとは、府道を行かずに、車の往来が少ない住宅街を抜ける狭い道路を選んで歩いた方が気分的に楽かも知れません)

        
  
p105 山手幹線を横断する     p106 住宅街を抜ける    p107 府道に合流して右へ

     
  
p108 府道の路側帯を行く     p109 JR京田辺駅


< エピローグ >
 低山ですがハイキングの面白さは十分に堪能できます。松井山手駅を出発してから甘南備山の周回遊歩道に到達するまでの区間には、道標はほとんどありませんが、田辺CCと枚方CCの境界線上を延びている関西電力の送電線を目印にして歩けば迷うことは無いと思います。息が切れるような急勾配の上り坂や、ロープの助けが必要な激下り区間もありません。ルートの周辺は自然林が多く、雌山、雄山、展望台からの眺望もなかなかのものです。一休寺の紅葉見物を兼ねた秋か、新緑の時季の登山がお薦めです。

 道中に危険なポイントはありませんが、大住虚空蔵谷の「一の滝」へは、谷底を上流に向かって遡行するので、雨後などの増水時には注意が必要です。



                         Top Page

inserted by FC2 system