糞新聞朝日:この期に及んでもチャイナの腰巾着    2015.2.26   



 24日、チャイナ大陸から忌々しい黄砂が大量に飛来し、いつもなら自宅近くから鮮やかに眺められる六甲山、羽束山が遠く霞んだ。スギ花粉に黄砂まで加わって、私の咽頭部も頗る調子が悪い。「全く、とんでもない隣国をもったものだ」と私が不運を嘆いていた丁度その頃、現地時間23日のニューヨークでは、チャイナによるもう一つの災難が日本に降りかかっていた。

 チャイナが自ら関係各国に呼びかけて開催した国連安全保障理事会の公開討論会でチャイナの王毅外相が「歴史の事実は明らかだが、いまだに真実を認めたがらず、過去の侵略の犯罪をごまかそうとする者がいる」(25日付、読売新聞)と直接の名指しは避けたものの、暗に日本を批判したのだ。


 産経新聞によると「日本をたたくことによって習(近平)指導部は求心力を高める」とチャイナ共産党幹部が公言しており、しかもチャイナ指導部は国民に飽きられないように毎年"反日カード”を変えているという。2013年は尖閣諸島の国有化を問題視して日本政府に譲歩を迫り、2014年は戦時中に強制連行されたとする元労働者の賠償訴訟や南京事件を大きく宣伝してチャイナが被害者であることを強調した。そして今年は「戦後70年」であることを機会にチャイナが反ファシスト戦争の主役として勝利に多大な貢献をしたことを国内外にアピールして、日本を貶めると同時に国威発揚につなげようとしていると産経新聞は分析しており、読売新聞も上述の王毅外相の日本批判スピーチは、チャイナによる戦後70年の宣伝戦を本格的に始動させる「キックオフ」と位置づけられると論評している。


 意図的に日本を貶めようとするチャイナに対して日本の吉川元偉国連大使が「日本は戦後、第二次世界大戦の深い反省に立ち、平和国家としての道を歩んできた」などと即座に反論したのは当然のことである。読売新聞は上述の国連の討論会に関して、翌25日付の社説で「歴史を曲げる中国の反日宣伝」という強烈な見出しの記事を掲載し、日本が戦後70年に渡って平和国家としての道を歩んできた一方で、チャイナが戦後、周辺国と武力衝突を繰り返し、現在も力による現状変更を図り、地域を不安定化させていると激しく非難すると同時にチャイナが進める国際的な反日宣伝に対して、日本は戦略的外交を展開することが重要であると主張している。


 国連安保理でのこのチャイナの攻勢に対して糞新聞朝日がどう論評するか、楽しみに待っていたところ今日26日付の社説でようやく上述の王毅外相の演説が引用された。以下は該当箇所の全文である。


 『先の国連安保理の討論会で、中国の王毅外相が「真実を認めることをためらい、過去の侵略の犯罪をごまかそうと試みる者がいる」と演説した。王毅氏は演説後、「だれかに照準を合わせることはない」と述べたが、植民地支配や侵略を否定するかのような日本政界の一部の発言を牽制(けんせい)する意図があったのは明らかだ』


 つまり、この糞新聞は、安保理での王毅外相の演説は、戦後70年の節目を悪用したチャイナによる対日宣伝戦の序章として戦略的に発せられたものではなく、過去を否定しようとする日本の政治家の発言を牽制するためのものだと解釈しているのだ。先に仕掛けたのは日本だと言わんばかりだ。チベットを侵略し、ウイグル族を抑圧し、今また南シナ海のほぼ全域を支配下においたチャイナの蛮行を目の当たりにしておきながら、日本がチャイナを刺激さえしなければ、チャイナの日本に対する攻勢に対処できると、偉そうに講釈をたれるのだから呆れてしまう。1970年代に北京駐在を認められた唯一の日本の報道機関としてチャイナ共産党に魂を売り渡した糞新聞の「狂気の心髄」は未だに顕在のようだ。糞新聞は哀れにも、会社存立の危機にあるこの期に及んでもチャイナ共産党の腰巾着の立場を捨てきれないのだ。


 糞新聞のこの居直りで思い出しましたよ。24日のテレビ朝日の報道ステーションで、この王毅外相の演説を伝えたあとの古舘キャスターのコメントです。ぼそぼそと「誤解されないように・・」と言いましたよ。日本政府の言動がチャイナに誤解を与えているんだと視聴者を誘導するつもりで発言したようですが、チャイナの腰巾着の糞新聞、その糞新聞の腰巾着の古舘というけったいな構図が頭に浮かんで思わず吹き出してしまいましたよ。ウハ。


                                            
        チャイナの腰巾着                糞新聞の腰巾着



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