辞めない詐欺師宰相をなぜ擁護するのか?       2011.6.19



辞めるどころか、益々元気な素振りをみせる詐欺師宰相に対して、どういう訳か彼方此方から応援発言が出てきている。先日、フジテレビの特ダネというワイドショーの司会をしている小倉智昭氏が「何故、菅さんが辞めなきゃいけないのか?」と発言するのを耳にしたが、今日(6/19)は、TBSのサンデーモーニングというニュースショー番組でコメンテータの西崎文子成蹊大学教授が「菅さんが辞めなければならない理由が理解できない」と語る瞬間を目撃し、さらにABCテレビ系列のSフロントラインという番組では瀬戸内寂聴さんが「確かに菅さんも悪いところはあるけど・・一生懸命やっている・・」と話すのを聴いた。

一方で、Sフロントラインは同じ放送の中で年老いた認知症の妻を介護していた大震災の被災者の男性が、妻を絞殺し、自らも首つり自殺した無理心中事件の発生を伝えていた。被災地は未だにガレキに埋もれ、住む場所と同時に仕事も失った被災者は未だに将来の見込みが立たない絶望した毎日を送っている。震災を生き延びた人々が、今や二次災害、三次災害の危機に瀕しているのだ。工場が損壊した水産加工会社の事業主が従業員の雇用を確保するため、雇用調整助成金の受給を申請したが、賃金相当額の三分の二に加えて4000円の上乗せ金を得るために、本来であれば工場の復旧作業に当たらせるべき従業員を事業所外教育訓練に派遣しなければならなくなり、やむをえず従業員に「マナー講座」を受講させているという。工場の復旧作業は従業員に換わってボランティアの人たちが行っているというとんでもない話が聞こえてくる。被災者は震災対応で新たに設けられた法体系の下で生活しているのではなく、未だに平時の法律が適用される世界で生きているのである。

震災発生後、三ヶ月経過しても被災地の復興のために有益・有効な新たな法的処置が一向に導入されず、復興に必要な資金も不足し、義援金さえ行き渡っていないというこの姿は、まさに異常である。運良く義援金を手にした被災者が、その義援金を収入と見なされて生活保護費を打ち切られたという驚愕すべき事態も生じている。この状態をもたらしたのは、現行法の中身を理解せず、被災者の声を真摯に聴くこともせず、被災者救済のための立法を蔑ろにしてきた無能政府とこれを仕切る詐欺師宰相の責任であることは紛れもない。被災者の声に一向に応えず、自らの政治生命の維持に翼々とする無能宰相の姿は悪鬼そのものであり、その所業は国民に対する犯罪行為である。


 いまこの詐欺師宰相は「再生可能エネルギー促進法」の成立にご執心で、原発の廃炉を円滑に進める法案まで提出する意欲を見せているという。被災地がいま必要としているのは、こんな法律ではないことは自明だ。何度、被災地を訪問しても、この糞野郎の頭の中は自らの延命のためのアイデア探しで一杯だから被災者救済のために何をなすべきかの行動指針は生まれない。こんな無能の糞野郎のどこが擁護に値するのか私には不思議でならないのだが・・。



                           
     糞野郎                           


 



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