「投資よりも技術」頑張れ、シャープ!!    2014.7.2    



 7月1日、忌まわしい新興宗教団体のお抱え政治屋たちの横やりで表現が大幅に歪められてしまったものの、ともかく「集団的自衛権を限定容認する」閣議決定が行われ、40余年の永きに渡って手つかず状態だった時代遅れの憲法解釈を是正できたことは喜ばしい。例のごとく左巻きの昭和レトロの狂信者は、国会を囲んでコリアン風味の集団ヒステリーを見せつけ、糞新聞朝日などの売国メディアは一斉にこの閣議決定を「暴挙」だと喚(わめ)き散らし、紙面には安倍内閣を中傷するヘドを吐きそうな汚らわしい言葉が溢れている。


 つい昨日、秘密保護法を「治安維持法があった戦前に日本を戻すもの」だと言い放った連中が、今度は、集団的自衛権の容認は「憲法9条をかたくなに維持してきた日本を戦争ができる国にするものだ」と嘯(うそぶ)いている。憲法9条は、国際情勢の変遷に応じて過去何度も解釈変更が行われてきていることは常識的な日本人であれば誰でも知っていることなのだが・・。糞新聞朝日と同様に左巻きの狂信者の共通点は、普通の人々が自分たち(狂信者)をどう見ているかについて思慮が及ばないことだろう。昨日まで自衛隊が大嫌いだった連中が、突然「自衛隊員が血を流してもいいのか!」などと叫び始め、「憲法9条は一言一句変えさせない」と言い張っていた輩(やから)が今度は、集団的自衛権を容認するのであれば「憲法9条を変えろ!」と主張するだ。この「矛盾」を平然と無視してしまう彼らの精神力の強靱さには恐怖心さえ感じてしまう。しかも、旗を振り回しているのは、過去の度重なる憲法解釈変更の恩恵を享受してきた私と同年配のジジ・ババなのだ。


 読売新聞は2日付け第1面の田中隆之政治部長の署名記事で、この閣議決定の背景について明快に解説し「時代にそぐわない憲法解釈を安倍首相が正したことは高く評価できる」と述べている。記事には『政府が憲法解釈を変えたことではなく、長年変えなかったことに驚くべきだろう。改正されない憲法を「不磨の大典」と呼ぶが、その解釈までが神聖視されてきたのだ』とある。全く同感である。


 この2日付読売新聞の経済紙面に経営再建中のシャープの高橋興三社長のインタビュー記事が掲載されている。私が糞餓鬼だった頃、オヤジの善次郎が『早川電機は昔、シャープペンシルを作っていたんだ。だから製品の名前に「シャープ」を使っているんだ・・』と、物知り風を吹かせて得意げに話していた。いつもの冗談だろうと、私は気にも留めていなかったが・・。同紙面のコラム「ECONOトリビア」(別掲)を読んでシャープの創業者、早川徳次氏がシャープペンシルを改良した金具職人だったことを初めて知り、「善次郎」のどうだと言わんばかりの自慢顔が懐かしく浮かんできた。糞新聞のデタラメ社説を眺めて滅入っていた私もようやく精神の健全性を取り戻せたようだ。


 南コリアやチャイナが液晶事業に数千億円単位の巨額投資をしているにもかかわらず、シャープの今年度の投資計画は、僅か350億円で、技術開発や中小型パネルの増産に充当するという。高橋社長は「3000〜4000億円投資しないと戦えないわけではない」と、技術で勝負することを強調しているという。「ECONOトリビア」では紹介されていないが、シャープは、電気・電子技術分野などでの歴史的偉業に対して米国電気電子学会(IEEE)が認定するIEEEマイルストーン賞を三度(電卓、太陽電池、液晶ディスプレイ)も受賞した日本が誇るべき「技術の会社」である。安易な財テク事業に走って技術の神髄を忘れたソニーに換わって、南コリアやチャイナの「二番煎じの猿まね会社」に日本の技術力を見せつけて欲しいものです。


 皆さん、安倍晋三さんの快進撃と併せて、シャープの復活も応援しましょう。エッ、あの○ムス○とかいう会社もIEEEマイルストーン賞を受賞しているのでは・・って? 残念ながら、いくら儲けていても「猿まね会社」では、この賞は頂けませんよ。アハ。

    
                      
            7/2付 読売新聞から抜粋




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