喝采「美しい国」。ところで「サンデーモーニング」って何よ?
                                  
  2013.4.29
 
 



 28日の時事通信社の配信記事は、安倍首相が、東京・永田町の憲政記念館で開催された「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」で式辞を述べ、戦後日本が「普遍的自由と民主主義と人権を重んじる国柄」を育んだとの認識を示し、「私たちの世代は日本をもっと良い、美しい国にしていく責任を負っている」と強調したと伝えています。安倍晋三さんの政治理念の結晶とも言える「美しい国」という言葉がようやくご本人の口から発せられたようです。安倍さんは、所信表明演説や施政方針演説では「息をのむような美しい棚田の風景、伝統ある文化・・」などと語るだけに留めて、日本人が綿々と培ってきた精神文化や国として在り方まで含めて「美しい国」を希求する自らの政治理念について触れることは止めました。6年前の第一次安倍内閣で、朝日新聞を始めとする卑劣な反日メディアの狡猾で執拗な攻撃によって、巷間のオバチャンや子どもたちにまで「登校拒否のおぼっちゃま」などと誤ったイメージを植え付けられてしまった安倍晋三さんとしては、意味不明の理念と蔑まれた「美しい国」のスローガンを封印しておかざるを得なかったと思われます。
いま、素晴らしいロケットスタートで新政権発足後四ヶ月を経てもなお高い内閣支持率を維持している安倍晋三さんは、反日メディアや隣国が、靖国神社の春の例大祭での閣僚の参拝を意図的に問題視して大騒ぎする異様な姿を目にして、ようやく前出の封印を解き、反転攻勢に出る決心をされたようです。「美しい国」の信奉者の一人として嬉しい限りです。

 
  「参院選までは安全運転」の噂を信じて、安倍晋三さんの反転攻勢を予期していなかったのか、反日メディアは蜂の巣をつついたような狂騒状態に陥っています。やれ「主権回復記念式典」は天皇の政治利用だとか、28日を「屈辱の日」と呼んでいる沖縄の人々を蔑ろにするものだ・・などと、6年前を思わせるような反日メディアによる安倍批判の大合唱が始まっています。


 28日、日曜日の朝、のんびりと起床した私は、テレビをつけて、いつものように
TBSの「サンデーモーニング」という番組にチャンネルを合わせました。関口宏をメインキャスターとするこの報道番組は、よくもまあ集めたものだと思わず感嘆の声が出てしまうような、巷間でリベラル派と呼ばれている左巻きの所謂知識人の皆さんをコメンテータにずらりと並べて、安倍さんのような保守派を自称する政治家たちをクソミソに批判します。私は、とりわけ佐高信や金子勝などが語る異次元にタイムスリップしてしまうような奇想天外な評論に興味があり、「敵を知る」目的でこの番組をよく観ています。張本おじさんの「カ〜ツ!!」の直前あたりから見始めたのですが、アベノミクスの危険性を声高に叫び、核不使用の共同声明に署名しなかったことを詰(なじ)り、さらには安倍政権の憲法96条改正への動きを、非改憲派の若手評論家へのインタビュー映像を次々に繰り出して批判します。しかし、その評論家たちの発言たるや、スピルバーグ監督に聞かせてやりたいような、まるで宇宙人の言葉なのです。こんな名も知れない若手の評論家たちを何処で見つけてきたのでしょう。いやはや番組ディレクターの執念には恐れ入ります。(番組を録画した心ある皆さんが、彼らの発言をYOUTUBEやニコニコ動画に投稿してくだされば、幸いです)

 

 番組中で、安倍政権の施策を支持する声は、テレビ画面に全く登場しません。一方的に、かつ散々に安倍批判を繰り返して、最後は慰安婦問題の官房長官談話で日本政治史にしっかりと、名を残したコメンテータの大御所、河野洋平君が「今度の参院選で、国のかたちが変わってしまいます。私たち良識派は、相当しっかりしなければなりません」と決意表明して締めました。「ウヒャー! 本当かよ」 思わず声が出てしまいました。「私たち良識派は・・」という発言には、本当に呆れました。洋平君に言わせると、安倍晋三さんたちは、良識が無い人々だということになります。洋平君の性根を思い知りましたね。ここまで独善的で傲慢なのです。もう完全に腐ってます。


 日本にはTBSなどの放送事業者が為すべきことを定めた放送法という立派な法律があります。放送法は第4条で「放送事業者は・・放送番組の編集に当たっては政治的に公平であること」を要求しています。これを受けてかどうかは分かりませんが、TBSは社内規則として15項目にわたる「TBS放送基準」を定めています。この基準の6番目の項目には「政治、経済、その他社会上の諸問題に対しては、公正な立場を守り、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」とあります。サンデーモーニングの番組内容は、明らかに放送法に抵触し、同時に自社の社内規準からも逸脱しています。さあ、皆さん、ディレクターと司会の関口宏に番組の内容が放送法に抵触することを自覚させるために視聴者の声をTBSに届けましょう。発信手段のHPアドレスは次のとおりです。

( https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/contact/3182/enquete.do )


 「いまどき、安倍批判なぞ負け犬どもの遠吠えだ」などと軽く対応してはいけません。彼らは狡猾かつ執拗です。不合理、不適切な安倍批判を耳にしたら、その都度、その発信元に対して確実に指摘をしていくことが、結果として安倍晋三さんを堅固に支えることになります。精一杯、支えましょう。


             
    「私たち良識派は・・」だって?
     売国政治屋は傲慢ですね。




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