都民の皆さん、ご愁傷さまです
(都知事選 鳥越俊太郎擁立の悪夢)

2016.7.14  



 参院選は与党の大勝に終わった。かって政権与党だったこともある民進党は、共産主義者に魂を 売り渡すという、イオン小僧(岡田克也)の破れかぶれ戦術「民共合作」も功を奏さずに惨敗した。 自民党は27年ぶりに参議院で単独過半数の議席を確保し、政権与党と改憲に肯定的な野党の議席を 合わせると最終的に憲法改正の国会発議に必要な2/3の議席数に達した。イオン小僧は、自らのお 膝元の三重県で辛うじて議席を維持して、代表としての首をつなぎ、「前回の参院選に比べれば 良かった・・」と強弁しているらしいが、大敗の責任は免れないだろう。

 関西地区の有権者の精神状態は、いたって健康のようで、近畿6府県での民進党の現職4議員のうち議席を維持できたのは、左巻きの金城湯池といわれる京都府選出の福山哲郎議員だけだった。 私の地元、兵庫でも民進党の2期目の現職「水岡俊一」議員が、私の期待どおり落選した。公示日に 間に合うようにと、即席で書いた記事「売国議員 水岡俊一の正体」も投票日前後には、googleの 検索順位がダブルキーワードの「水岡俊一 日教組」で2位、単一キーワード「水岡俊一」で5位になったことからみて、期待した以上に大勢の皆さんが読んでくれたようだ。日教組排除に向けて ほんの少しばかり貢献できたかも・・と満足感が湧いてくる。左巻きの皆さんは、民共合作に加えて「SEALDS何とか・・」とか言う放蕩学生の街宣部隊まで繰り出した挙句に大敗し、期待の20歳未満の新有権者からもソッポを向かれたという事実がよほど悔しかったようで、未だに恨み節が続いているらしい。

 参院選の失敗に懲りずに次のお祭りイベント「都知事選」でも野党4党は統一候補を模索している由で、11日には、いったん「狂気の3点セット」の茂明くんで話がまとまったらしいが、あの頓珍漢の反日レポーター 鳥越俊太郎がしゃしゃり出て来て、すんなり統一候補の座に納まってしまったらしい。与党が分裂選挙になるのを見込んで、野党側は知名度のある候補を立てれば勝てるという算段らしいが、鳥越のようなバカを擁立された都民はそれこそお気の毒、ご愁傷さまだ。

 12日の鳥越の出馬表明記者会見は傑作だった。出馬の動機は、改憲勢力で参院の2/3を占める大勝を果たした安部晋三さんに対する報復にあることを言外に匂わす一方で、肝心の都政に関する知識が皆無であることを曝(さら)け出す。冒頭で「東京都の出生率は 1.4 でそれほど低くない」 と言っておきながら、付き人からの助言で、出生率を 1.1 に訂正した上で全国最低と言い換えるなどは、まだご愛嬌だ。児童保育、東京五輪、韓国人学校への都有地貸与などの重要問題では、 「分かりません」、「知りません」を連発した挙句、「昨晩出馬を決めての今日だから・・」と釈明する。根っからのバカだから、醜態を晒してそれを恥じることもせず、ただ開き直るだけだ。

 一晩、考える時間を与えられたはずの翌13日の4候補記者会見(於 日本記者クラブ)での鳥越の発言も爆笑ものだった。「・・東京は、何が一番問題かというと・・・未来から、将来から押し 寄せてくる不安で、ほとんど皆さんが押し潰されそうになっている。・・象徴的に現れているのが 出生率 1.17 という全国最低レベルの数字・・」 ああ、少子化問題をトップに据えるんだな・・ と聴いていた誰もが思ったその瞬間だった。「がんサバイバー・・として、是非、皆さんに知って 欲しいということから、『がん検診100%』の達成ですね・・将来に対する不安の中で最も大きい・・ いつ自分が がん に襲われるかもしれないという不安が・・この問題を解決するためには、やはり がん検診率をちょっとでも高めていく必要がある・・」

 何じゃコリャ!! 聴いていた誰もが呆れただろう。しかし、本人は真顔だった。これが、鳥越の正体なのだ。

 「ニタニタ顔の男」でも書いたように「首都東京の知事は性根の座った保守派でなければならない」というのが私の持論ですが、この会見のライブ中継を眺めながら考えが変わりましたよ。野党4党がこんな奴を担ぎたいのであれば、どうぞご勝手に。あの山本太郎に60余万票を与えて国会に送り込み、クラリオン婆さんに 112万票 を積み上げてトップ当選させた「良識派」の都民の皆さんのことだから鳥越知事の実現も夢ではないでしょう。都民の皆さんには、ご愁傷さまですが、左巻き の鳥越が東京をどんな風に変えていくか、楽しみにしたいと思います。今の私の心配は一つだけ、 選挙運動期間中に鳥越が体調を崩して緊急入院してしまうことです。何とか投票日までは頑張って欲しいものですね。

 それにしても、舛添要一、鳥越俊太郎、上杉隆と、都知事や都知事候補には、どうして福岡出身のおかしな奴ばかりが出てくるのかな・・? と福岡県OBの我が家のN子に嫌味をぶつけてみると、N子は、タブレット片手に『舛添は北九州、鳥越は浮羽、上杉は柳川だから、みんな「福岡」 ではないの!』と宣う。N子に言わせると、黒田の殿様の領地であった「筑前」以外は福岡とはみなさないのだそうです。確かに鳥越の実家がある浮羽は旧有馬藩、上杉が生まれた柳川は旧立花藩でした。しかし舛添の出身地の北九州市の八幡は、旧小笠原藩(小倉藩)ではなく筑前(即ち、黒田 の殿様の領地)に属していたはずなのですが・・家庭内分裂を回避するため、これは黙っておくことにしました。アハ。





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