鬱陵島訪問議員団の行動を支持しよう           2011.7.31



 自民党の新藤義孝議員ら三名の国会議員が8月1日からの韓国鬱陵島への訪問を予定どおり行うことを表明した。7月中旬にこの訪問計画が明らかになって以来、韓国では朝鮮日報、中央日報などの主要メディアが連日、訪問を糾弾する抗議記事を掲載し、韓国内は上陸阻止、入国阻止の大合唱が巻き起こり大騒ぎになっているという。ところが、この出来事は例のごとく日本では、ほとんど報道されていなかった。訪問予定日が迫って、李明博大統領が議員団の入国禁止措置をとるよう指示したと韓国メディアが報じ、さらには、議員の安全確保への懸念や国会の会期中であることを理由に自民党執行部が訪問の中止要請を出すなどしたためか、30日になって漸く、国内の主要新聞が記事にし始めた。


 鬱陵島は朝鮮半島から東方に約200km離れた日本海にあり、江戸時代から隠岐の漁民たちを中心とする多くの日本人が海産物や竹を収穫して商売をした島で、韓国が不法占拠している竹島は、隠岐からこの鬱陵島へ向かう際の重要な中継地点だった。韓国は1997年に、この鬱陵島に8億円余の巨費を投じて「独島博物館」を建設し、竹島が韓国領土であるとする韓国側の主張を裏付ける資料などを展示しているという。産経新聞の黒田勝弘氏の韓国レポート記事によると、現在この島の名物は日本統治時代に日本人がもたらした「イカ漁」と、「カボチャあめ」だというが、岩山ばかりで海水浴にも向かないこの島の観光収入を支えているのは、この「独島博物館」らしい。中央日報によると2008年6月までに観客動員数は100万人を突破したという。日本の国会議員がこの博物館を訪れたことはなく、政府もその実態を把握していないようである。その上、黒田氏のレポートによるとこの博物館の入り口には「対馬は、元はわが国の地」という石碑が建っているという。議員団の訪問目的は、鬱陵島が韓国による竹島不法占拠の活動の拠点になっているとの認識の下にこの博物館の実情を視察することにあり、新藤議員のほか、自民党の「領土に関する特命委員会」の稲田朋美議員、佐藤正久議員が参加するという。平沢勝栄議員も訪問を予定していたが、「日程が立て込んでいる」との理由で参加を見送った。


 政権交代以降、民主党政府の弱腰を見抜いた韓国は、閣僚や国会議員の相次ぐ竹島上陸、ヘリポート拡張工事や竹島近隣での海洋科学基地建設計画の推進などやりたい放題であり、新藤議員等が竹島問題の行方を杞憂して今回の行動に出たのは当然のことである。平和的な視察・調査だけを目的にした議員団に対して韓国側は、その入国を阻止するという。韓国は出入国管理法で「韓国の利益や公共の安全を害する行動をする恐れがあると認められる理由がある者」を入国禁止にできると定めており、この法律を根拠に入国審査で議員団の入国を拒否する方針だと伝えられている。民主国家の看板を掲げている韓国が、竹島領有の狂信的な信者を大勢日本に送り込んで島根県庁前で独島万歳の反日デモを繰り広げている一方で、自らに都合の悪い議員団には入国を認めないというのは、全く理解しがたい、許しがたい行為である。


 しかし、たとえ議員団が入国を拒否されたとしても、韓国メディアを狂騒状態に追い込み、日本国民に今一度、竹島問題に目を向けさせる機会を与えただけでも議員団の今回の行動は成功だったと思う。


 日本が竹島の領有を宣言した1905年以前に、朝鮮が竹島を自国領であると公に宣言したことは一度もなく、また同年以前に、朝鮮が竹島を経済活動などの拠点にして実効支配したことも皆無である。朝鮮が国際法における島嶼の領有要件である「領有の公的宣言」と「実効支配」のいずれも満たしていなかったということは公知であり、韓国がどんな古地図を見つけ出そうとも、漁師「安龍福」の御伽噺(おとぎばなし)や明治政府の太政官指令、あるいは大韓帝国の勅令を持ち出して、あらぬ呪文を唱えても、上記の事実が揺らぐことはなく、竹島がわが国固有の領土であることは紛れもない事実である。私たちは、この事実を絶えず国際社会に発信すると同時に、子どもたちの世代に正しく、粘り強く伝えていかなければなりません。そのためにも韓国に絶えずメッセージを送り、不法占拠強化によって竹島の実効支配の既成事実化がこれ以上進展することを阻止する必要があります。今回の議員団の行動を熱烈に支持しましょう。


 この問題に関する7/30付のアサヒコムの記事を閲覧して仰天しました。何と記事の冒頭に「日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)をめぐり・・・」とありました。全く当事者意識に欠けた第三国の新聞を読んでいるようです。日本のメディアであれば、このフレーズは「韓国が不法占拠している竹島をめぐり・・」と表現するのが当然と思いますが・・・。会社の中枢を朝鮮半島出身者とそのシンパで牛耳られた大新聞社の哀れな姿をこの記事に読み取ることができますね。


 総理大臣は、朝鮮半島と黒いつながりを持つ政治団体に大金を供与し、この仰天すべき事実を、日本を代表するメディアが執拗に隠蔽する。以前、新しい歴史教科書をつくる会の西尾幹二氏が「民主党は外国人だ」と話していましたが、今であれば大いに納得できますね。

                              

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