天候 :
晴れ
コース :西脇市黒田荘町喜多
秋谷 登山口 → 前坂コース出合 → 門柳コース出合 → 山頂 → 門柳 → 秋谷
登山口
12:05
13:00 13:45 14:00/14:30 15:30/15:40
16:30
<アクセス>
中国自動車道の滝野・社インターから国道175号を北上。畑瀬橋で右折して県道297号に入り加古川を渡る。津万井で左折して県道294号を北上し、黒田荘喜多で右折する。対向2車線の立派な道路を東に進んで、東はりまフォルクスガーデンの手前で左折し、一番奥まで進み、秋谷池の横の駐車場(p2)に駐車する。秋谷池の周辺は、兵庫県の里山林整備事業によって「緑と水の郷 秋谷」のハイキングコースとして整備されており、砂利を敷いた立派な駐車場の横には水洗トイレまで設置されている。
p1 門柳からの白山 p2 秋谷 駐車場(登山口は左手奥)
<ゴーイングアップ>
駐車場の北側の奥から林道を少し進むと秋谷ルートの登山口を示す道標(p3)がある。秋谷ルートは、いきなり稜線までの急登である。シダの群生した一角を登りきると、尾根筋の露岩の上(p4)の急登になる。岩上は比較的歩き易く、息は切れるが、高度を稼げて気持ちが良い。秋谷池がどんどん小さくなる。ひとしきり登ると東側の稜線の向こう側に西光寺山(p5)が顔を出し、西側には遠く笠形山がうっすらと確認できる。
p3 秋谷登山口の道標 p4 露岩の登山道(眼下に秋谷池)
p5 西光寺山(最後方)
日差しが強く、汗が吹き出る。稜線の小ピークの上り、下りを繰り返し1時間ほどで前坂ルートとの合流点(p6)に出る。さらに小ピークを越えると左手に黒田荘黒田の集落(p7)が鮮やかに見渡せる。
p6 前坂ルート出合の道標 p7 黒田荘黒田の集落
397.2mの小ピークの西側を抜ける。突然「松茸山につき、入山禁止」の掲示(p8)が眼前に現れる。こんなところで殺生な。確かにこのあたりの稜線沿いには、アカマツが多いが・・。「入山禁止」なのであれば、何故、登山口に掲示しないのだろう? キノコ狩りではなく眺望を楽しみにやって来たのだから許してもらえるだろうと、そのまま進む。右手の眼下には門柳の集落が鮮やかに見渡せる。門柳ルートとの合流点(p9)を過ぎると、岩混じりの急勾配の登山道になる。浮石もある。登山者が多いときには気が抜けない道である。妙見山方面への分岐に出る。直ぐ上が山頂である。
p8 入山禁止の掲示 p9 門柳ルート出合の道標
<トップ>
山頂は、スペースの一部を大きな露岩が占めており、丸太様のブロックに彫り込んだ山頂表示がある(p10)。山頂からは東西方向に眺望がひらけて、北西方向に電波塔のある篠ケ峰、西側は千ケ峰から飯森山(p11)を経て笠形山に続く稜線がうっすらと望める。西側は門柳川と畑谷川に挟まれた稜線の向こう側に西光寺山が、また真西方向に白髪岳の山頂付近が顔を出している。この山に私ひとりだけというのは「入山禁止」の情報が行き渡っているからだろうか? 気持ちがスッキリしないまま、握り飯を頬張る。
p10 山頂の露岩と山頂表示柱 p11 飯森山(最後方)
<ゴーイングダウン>
帰路は東側の門柳に降りることにして、門柳ルートへの分岐から山腹にへばりつくように設けられた細い登山道を一頻り降りて、さらに尾根筋を進む。道を失いそうなポイントでは赤色のテープが木枝に巻かれていて助かる。さらに、大小の岩石が無造作に転がる沢筋の道に出る。やがて沢が右手に遠ざかり、シダの群生地に入ると門柳の登山口が近い。門柳まで300mの標識から少し進むと、獣垣のストロボ電気柵(p12)が設置されている。電線を3本外して通り抜け、忘れずに電線を元に戻す。
林道に出ると、白山への登山口の道標(p13)がある。結局、秋谷・門柳いずれの登山口にも「入山禁止」の表示は無し。林道を下りながら振り返ると逆光の中に白山のどっしりした姿(p1)がある。林道が舗装道路に変わり、右折して沢を跨いて暫く進むと、門柳公民館の門柳分館の横に出る。道路を隔てて分館の向かい側には、白山・妙見山のハイキングコースの案内板(p14)があり、その左手に夕暮れ前の白山と妙見山(p15)の山容を望むことができる。
p12 ストロボ電気柵 p13 門柳 登山口(右手に登山道)
p14 門柳登山口近くの案内板 p15 妙見山
休憩時間を含めて山頂から門柳まで約1時間。秋谷の駐車場までは、さらに対向2車線の舗装道路を徒歩で約50分要した。
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