中国を笑えない日本の偏向報道                  2011.8.22



 21日の午後、東京お台場のフジテレビ周辺の街路は、フジテレビの韓流偏重の報道姿勢を糾弾するデモ隊で溢れた。

         


 ネットで連携した若者たちが「フジテレビ抗議デモ実行委員会」を組織して7日の抗議行動の本番として21日午後1時からのデモ行動を計画し、これに同調した「頑張れ日本! 全国行動委員会」や「チャンネル桜」などが「国を売るメディア(フジテレビ)を糾弾する全国緊急行動」を同日午後3時に呼びかけたため、集合時間の午後1時には、出発地点の晴海北埠頭公園は大勢のデモ参加者で溢れ、ニコニコニュース(http://news.nicovideo.jp/watch/nw103120)によると、デモ実行委員会が用意した1,600個の「Get Back Japan」と書いたバッジは間もなく底をつき、出発時点でデモ隊は、4,000名を超え、最終的には6,000人に達したという。


 抗議デモを率いた実行委員会はフジテレビの放送姿勢に疑念を抱いた人々がネットで情報交換しながら集まって組織され、8名のコアメンバーを中心に56名のスタッフが警備、救護、誘導などに携わったという。スタッフには会社経営者、サラリーマン、OL、主婦、学生など様々な立場の人たちが参加したという。デモ行動の様子は「ニコニコ生放送」などで生中継され、午後1時30分時点で累計の視聴者数は16万人を超えたと言われている。Livedoorニュース(http://news.livedoor.com/article/detail/5799877/)によると、デモを取材した韓国テレビ局SBSの記者は「今回の動きは気になる」と憂慮を示したという。

 

ネットで連携した6,000人もの一般人が、大手のテレビ放送局に大挙して押しかけ、その報道姿勢に抗議するという日本の歴史上初めての大事件であるにも関わらず、前回の7日の抗議行動と同様に日本の大手メディアはこのデモ行動に対して完全に沈黙した。日頃、日本の国益確保が最優先であるかの如くその報道姿勢を喧伝している産経新聞も、同じグループの身内の放送局が矢面に立たされているが故か、21日のデモについては、22日午後4時時点で一行たりとも報道していない。


 日頃、中国メディアの偏向報道を蔑んで嘲笑うかのように伝えている大手メディアが、それを伝えると自らに不利益が生じると懸念される事件には歩調を合わせて一斉に完全沈黙する。これほど醜い偏向報道はあるまい。恥さらしの日本の大手メディアは、今後中国メディアの報道姿勢を笑うことはできませんね。
 



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