日名倉山[1047.4m] 
所在地:兵庫県宍粟市・佐用町/岡山県美作市   地形図:1/25000 千草       
  ルートMAP
    



< イントロ >


  後山/船木山の山行の帰路、昨年の秋に兵庫県側の千種町から登った日名倉山(p1)に、ベルピール自然公園から遊歩道を辿って上がってみること
にした。
  

       p1   船木山頂からの日名倉山 
 



< アクセス >


 国道429号を西進する。志引峠の手前で、右方向への分岐路がある三叉路(p2)が現れ、道路脇に「ベルピール自然公園」と書かれた看板(p3)がある。ここで右折して車2台が余裕を持ってすれ違うことができる道幅の舗装道路(p4)を進む。急勾配の道路(p5)を登り切ると、正面にレストラン、
右手に鐘楼があるベルピール自然公園(p6)に到着する。レストランの前の駐車場(p7)に車を停める。先着車が1台あるが、ハイカーではないようだ。駐車場からは、先程降りてきた岡山県最高峰の「後山(p8)」と美作の名峰「那岐山(p9)」が鮮やかに望める。

       
   p2  三叉路(直進すると志引峠) p3 ベルピール自然公園の看板   p4 幅の広いアクセス道路    p5 公園へのアクセス道路

    

   p6  ベルピール自然公園     p7 レストランと駐車場    p8 後山(中央右)と船木山(中央左)    p9  那岐山(中央最後方)



 日時:2012年5月23日(水)     天候:晴れ、後曇り

 コース: 美作市ベルピール自然公園  →   日名倉山 山頂       ベルピール自然公園

      駐車場                         駐車場

                15:45             16:10/16:15         16:32




< ゴーイングアップ >

 レストランの右側(p10)を進むと、「日名倉山頂まで1050m」と表示した道標(p11)が立った登山口がある。ここにも「クマ出没注意」の警告板(p12)が置かれている。木組みの階段道(p13)を進むと、右手間近に白亜の鐘楼(p14)が見える。


         
         p10  登山口           p11 登山口の道標        p12 クマ出没注意の警告版

     
      p13  登山道           p14  鐘楼

  

良く整備された登山道(p15)を登ると、ベンチが置かれた休憩所(p16)があり、西方向に素晴らしい展望(p17)が開ける。Z字を描きながら延びる登山道(p18)(p19)(p20)(p21)を進むと、「日名倉山頂まで150m」の道標(p22)がある。ここから山頂までの直線道(p23)を登り切ると、西側(岡山県側)にベンチ(p24)が置かれた山頂(p25)に到達する。駐車場から休憩時間を含めて僅か25分である。千種町の「エーガイヤちくさ」から2.5時間かけて山頂に辿り着いた昨秋の山行が嘘のようだ。
                   
       
p15  良く整備された登山道       p16 ベンチのある休憩所          p17 東粟倉の集落  

    
                            p18−p21  山頂に向かう登山道

   
  p22  山頂まで150mの道標            p23 山頂までの直線道      p24 山頂の西側に置かれたベンチ   p25 山頂の祠と三角点



< トップ >

 すでに夕刻近いためか、山頂(p26)にハイカーの姿は無い。山頂からは、北から東方向が大きく開けて、北方向に後山、三室山(p27)が鮮やかに望める。三室山の左手には氷ノ山(p28)が頭を出し、東方向には植松山(p29)がどっしりと座っている。日が陰って、風が涼しい山頂で暫し眺望を楽しむ。

        
     p26  山頂表示          p27 山頂から北方向を望む              p28  氷ノ山


  
        p29  植松山  



< ゴーイングダウン >

 下山は西・北方向の眺望を楽しみながら15分強で駐車場まで降りる。後山と那岐山の見納めをして帰途につく。



< エピローグ >

 国道429号からベルピール自然公園への接続道路は、道幅が広く路面状態も良好で、公園まで快適にアクセスできます。駐車場も広く、山頂までの登山道も良く整備されています。千種町から奥海越を経て、一ノ丸、二ノ丸・・と稜線を辿るルートに比べると、このルートは、所要時間が短いだけでなく展望にも優れ、まるで天国への遊歩道のようです。日名倉山頂からの眺望が楽しみで登山するハイカーには、このコースがお薦めです。



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