＜ アクセス ＞

　山陽自動車道の加古川北ICから県道43号に入って北上し、王子町交差点を左折。善防中学校を右手にみて、左折。舗装道路の終点の古法華寺の駐車場(p2)に車を停める。古法華寺の手前は、道が狭く、滑り止めの凹凸があるので運転注意。

石仏群のある古法華寺一帯は、笠松山や大柳ダムとその周辺の森と併せて古法華自然公園(p3)として整備されている。駐車場の脇には清潔な水洗トイレもある。

　　　　　　   　
　p1 剣坂町からの笠松山（逆光）　　　　　p2　古法華寺の駐車場　　　　　　　　p3　古法華自然公園の案内板
　

＜ ゴーイングアップ／トップ ＞

　登山道は、駐車場から坂道(p4)を上がって、観音堂(p5)の前を通り、笠松山展望台への道標(p6)を経て寺の裏側から山頂に向かう。道に沿ってたくさの石仏(p7)が置かれている。稜線に出ると左前方に笠松山の端正なピラミッド(p8)が望める。鎖を設けた露岩(p9)もある展望の良い道を20分ほど歩くとあっけなく山頂(p10)に到達する。

　途中、シニアのハイカーと、近隣の人らしいカラ身の登山者と遭遇する。山頂は360度の展望が開け、立派な展望台が設置されているが、今日はあいにく見通しが悪い。北条地域の美しい田園風景(p11)の奥に笠形山も霞んでいる。

　　　　　　　　　　
p4　登山口(右側の坂道)、左手はトイレ　　　　　p5　観音堂　　　　　　　　　　　　　　p6　道標　　　

　　　　　　
　　　　p7　石仏群　　　　　　　　　　　　　p8　稜線からの笠松山　　　　　　　　p9　鎖を設けた露岩　　　　　　　　　　　　　

　　　
　　　　p10　山頂表示板　　　　　　　p11　北条の田園風景と笠形山(後方)　

　　
＜ エピローグ ＞

　私のように仏教文化に対する知識も無く、ただ静かに一人だけの山歩きを楽しみたい人間にとって、この山の魅力は、眼下に広がる播州平野の田園風景の美しく素朴な姿を感じることにあるのかも知れません。縦走が推奨される所以はそこにあるのではないかと感じました。


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