コロナ騒動 「検査、検査・・」と喚くのは止めよう   2020.3.4   


 "サクラ" に続いて "新型コロナウィルス" で大騒ぎの3/2の参院予算委員会。質問に立った野党議員は挙(こぞ)って、「感染の有無を判定するためのPCR検査能力(特にキャパシティ、即ち一日当たりの実施可能な検査数)の貧弱さ」を取り上げて政府を詰(なじ)った。鬼の首でも取ったような勢いで喚(わめ)き散らすクラリオン婆さん(レンポー)の姿には、我が家のN子もウンザリの様子だ。

 加藤厚労大臣は、日本のPCR検査能力は一日当たり3,800件だと説明するが、現実に実施されている件数は平均すると、一日当たり1,000件にも満たないらしい。一方、隣国の南コリアは一日当たり10,000件を優に超える検査能力を持っており、一部のエリアではドライブスルー方式で検査が可能だと豪語している。結果として日本国内(クルーズ船を除く)での感染者数は3/3迄で265人であるのに対して、南コリアは5,000人を超えている。

 一方で、3/3時点での死者数は日本の6人に対して南コリアは30人を超えた。日頃、医療水準の高さを自慢している南コリアにとって、これは屈辱的な数字だ。南コリアは既に "医療システムの崩壊" を生じているに違いないと思わせる数字だが、日本の糞メディアから発せられるのは、スマホのアプリで感染スポットが容易に見つけられるとか、感染者の移動したルートが分かるとか、隣国の防疫システムの先進性を喧伝するレポートばかりだ。

 昨日(3/3)の午後になって漸く、隣国が「医療システム崩壊」に直面しているという記事が現れるようになった。

 時事通信は17:00過ぎのネット配信記事で、死者は「・・大邱や慶尚北道に集中しており、同地域では感染者の急増で病床不足が深刻化。大邱では感染が判明しても、医療機関で治療が受けられずに自宅待機している感染者が2,000人に達し、もともと疾患を持つ高齢者らが自宅で亡くなるケースも続出している。韓国紙は『医療体制の崩壊』[毎日経済]などと政府の対応の遅れを批判している」と書いた。

 さらに南コリアの中央日報日本語版は「今のコロナ対策ではダメだ」の記事の中で、「・・我々は中国の凄まじい感染状況と混乱に恐れをなしたためか、最初から症状の軽重とは関係なく、とにかく感染者を探し出して隔離した。・・・その結果、・・軽症者は病院の食事を食い減らして重症者用陰圧室に横になっている・・・当の重症者には病床がなく自家隔離中に死んでいく・・」と書いている。検査の実施を優先させて陽性患者を増やした結果、「医療システムの崩壊」をもたらしたことを認めたのだ。

 さらに「米国と日本では、相当期間の高熱と乾いた咳および咽喉痛がないとコロナ検査は行わない。・・」、「手当たりしだいに軽症コロナ患者まで入院治療すれば医療システムが崩壊して、寸刻を争う急病患者が治療できなくなるという主張だ」と書いて日本の対処法を例にあげて現行の南コリアのシステムを改善するよう提言している。

 漸く南コリアでも「医療システム崩壊の現実を認め、日本方式への配慮を求める」メディアが出てきた。日本の現行の感染症法では "陽性" と判定された患者は全て入院処置が必要になる。従って「PCR検査は患者が一定の基準を満たした場合に実施する」という日本方式は、医療システムを崩壊させないという意味でも賢明で、かつ合理的だということが南コリアでも理解されたようだ。

 いまだに「検査、検査・・」と政府を詰り続ける日本の糞メディアは、南コリアの無残な現状を知るべきでしょう。
そして、私は糞新聞朝日などの左巻きメディアに「韓国、医療システム崩壊」というタイトルが躍るのを辛抱強く、楽しみに待ちたいと思います。 アハ。


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