虚空蔵山[592
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所在地:兵庫県三田市/篠山市 地形図:1/25000 藍本 ルートMAP
日時:2011年11月22日(火) 天候:晴れ コース: JR藍本駅
→(裏参道)→ 虚空蔵堂 → 陶の郷分岐 → 山頂/北側露岩 → 虚空蔵堂 → (表参道)→
JR藍本駅
12:05
13:00 13:30 13:45/14:15
14:45
15:30
< イントロ > 深山を歩いた昨日に続いて今日も大気が澄んで見通しがかなり良いので、昨秋以来一年ぶりに藍本の虚空蔵山(p1)に登って山頂からの大展望を楽しむことにする。今回は定番の「陶の郷」からではなく、JR藍本駅から慶佐次盛一氏の「北摂の山(下)西武編」で紹介されている裏参道を経て虚空蔵堂まで上がり、下山は表参道を歩いて藍本駅に戻ることにする。 期待していた通りの素晴らしい見通しだ。南は三木の雄岡山/雌岡山(p32)から瀬戸内海・淡路島、東側は南丹波・北摂の山々から京都西山(p33)(p34)、西側は笠形山(p35)、千ヶ峰(p36)から竜ヶ岳・三国岳(p37)まで見渡すことができる。独り占めの大展望を楽しみながら遅い昼食とする。 p33 北東から南東方向を望む p34 南東方向を望む p35 笠形山(中央後方) p36 西から北西方向を望む p37 北西方向を望む 昼食後、山頂から稜線道を北に少し歩いた露岩上で北側の展望を楽しむ。白髪岳、松尾山(p38)の右手に多紀連山(p39)が鮮やかに望める。 p38 白髪岳(左)と松尾山(右) p39 多紀連山の一部 < ゴーイングダウン > ■ 表参道を下る 下山は虚空蔵堂から表参道を行く。虚空蔵堂から石段を下って、裏参道への分岐の三叉路(p40)で左折せずに直進する。道標には藍本駅まで2.5kmと表示されている。ヒノキと自然林が混在した一画のU字型に掘れた道(p41)を抜けると、右手が谷の自然林の道に変わる。谷側にはロープを使った手すりも設けられている(p42)。岩を敷いた良く整備された道(p43)を進み、さらに沢沿い(p44)を下ると、舗装道に変わり、前方の下り坂の向こう側に舞鶴若狭自動車道が現れる(p45)。自動車道に沿って南北に延びる舗装道路に出ると、道路脇に「虚空蔵山登山道」と表示された石柱(p46)が立っていて、ここが表参道の登山口であることが分かる。虚空蔵堂から僅か20分である。 p40 虚空蔵堂下の分岐 p41 U字型に掘れた登山道 p42 手すりが設けられた登山道 p43 岩が敷かれた登山道 p44 沢沿いの登山道 p45 表参道の出口近く p46 表参道の入り口 ■ JR藍本駅へ 自動車道沿いの舗装道路を北上し、ガード(p47)を潜って自動車道の東側に出る。ネット情報で「車を自動車道のガード下に停めた」とあるのはこの辺りを指しているようだ。貯水池(p48)の横を抜けて、見通しの良い田んぼの中の舗装道路(p49)を進むと、JR藍本駅の西側を南北方向に走る舗装道路に出る。藍本駅に向かって北上すると、途中に酒滴(さかたれ)神社(p50)がある。神社前でしゃがんで靴紐の緩みを直していると、目の前に微かに緑青がついた古い十円玉が落ちているのに気がつく。御利益を期待して、お守り代わりにポケットに納める。結局、下山路でもハイカーとの遭遇は無し。静かな晩秋の山行を楽しむことが出来ました。 p47 舞鶴若狭自動車道のガード p48 貯水池横の舗装道路 p49 田園風景の中を抜ける道 p50 酒滴神社 < エピローグ > 何度登っても山頂からの眺望は格別で、飽きることがありません。裏参道/表参道から山頂へのルートは、陶の郷からの楽々登山に比べて、体力面での刺激も加わって一層、山行が楽しくなるようです。 |