2017年 秋の紅葉巡り(八方尾根、兵庫/京都/大阪/奈良) |
< 八方尾根 (9/24 〜 9/25)> ゴンドラリフト(アダム)を降りた兎平ゲレンデ(p1)は既に秋の装い。第一ケルンを越えると登山道脇にも朱色が延びてくる(p2)。八方池(p3)を右手眼下にパスすると、登山道沿いは黄色(p4)にナナカマドの赤が加わって一層艶やか(p5)になり、前方の丸山(p6)もカラフルだ。2554mピーク(p7)手前のゴロゴロ道の辛い登りも賑やかな秋色(p8)に救われる。後立山連峰の稜線に立てば、正面に剣(p9)、左に五竜(p10)、右に唐松(p11)が迎えてくれる。少しばかり早目に秋を味わうことができました。 p1-兎平ゲレンデ p2-第一ケルンを越える p3-八方池と白馬鑓 p4-八方尾根の紅葉T p5-八方尾根の紅葉U p6 - 丸山 p7-2554mピークと唐松岳 p8-八方尾根の紅葉V p9 - 剱岳 p10 - 五竜岳 p11 - 唐松岳 < 武奈ヶ岳(11/5) 坊村→御殿山→山頂→八雲ヶ原→北比良峠→(ダケ道)→カモシカ台→大山口 > 11月上旬のこのコースは846mピークの手前から素晴らしい紅葉(p12)(p13)が続く。特に黄色に染まる口ノ深谷側の斜面の紅葉(p14)は圧巻、御殿山に向かう沢筋の紅葉(p15)も幻想的だ。この時季にはドウダンツツジが枯れかかって、御殿山から眺める武奈ヶ岳の山頂付近(p16)はくすんだ茶褐色になる。ハイカーだらけの山頂(p17)からは、生憎の見通しで蓬莱山も霞んでいる(p18)。下りのダケ道はウエ谷側の紅葉が見事(p19)(p20)で、3年ぶりの「武奈」の秋を満喫しました。 p12-御殿山コースの紅葉T p13-御殿山コースの紅葉U p14-御殿山コースの紅葉V p15-御殿山コースの紅葉W p16-御殿山から山頂を望む p17-武奈ヶ岳山頂付近 p19-ダケ道の紅葉 p20-ウエ谷の紅葉 p18 - 山頂から南方向を望む < 西六甲(11/10) 神戸元町駅→(大師道)→二本松→再度東谷→再度公園→森林植物園→谷上駅 > 六甲山系の西部を南から北に横断する紅葉狩りの定番コースを、11月下旬の紅葉本番に備えて下見のつもりで歩いてみた。ところが、再度公園では駐車場付近(p21)(p22)からアクセス道路(p23)(p24)、さらに修法ヶ原池周辺(p25)(p26)まで既に紅葉の見頃を迎えており仰天する。 p21-再度公園駐車場付近T p22-再度公園駐車場付近U p23-再度公園アクセス道路T p24-再度公園アクセス道路U p25-修法ヶ原池周辺T p26-修法ヶ原池周辺U 約1.5km北側に位置する森林植物園でも長谷池周辺(p27)(p28)などのカエデは見事に紅葉しておりレストラン横のメタセコイヤ(p29)の黄色も鮮やか。この時期に西六甲で素晴らしい紅葉に遭遇できた幸運を天に感謝したくなる山行でした。 p27-長谷池周辺T p28-長谷池周辺U p29-メタセコイヤの紅葉 < 高取山 (11/17) 近鉄壺阪山駅→ (土佐街道)→ 砂防公園→ 山頂→ 壺阪寺→ 壺阪山駅 > 山頂に日本三大山城のひとつ高取城の本丸跡がある高取山(奈良県)に登る。標高584mの低山にしては意外にタフな山道を登り切ると、石垣とモミジのハーモニー(p30)(p31)(p32)(p33)が迎えてくれます。下山ルート上にある浄瑠璃「壺阪霊験記」で知られる壺阪寺の紅葉(p34)も見事でした。 p30-高取城跡T p31-高取城跡U p32-高取城跡V p33-高取城跡W p34 - 壺阪寺 < 生駒山 鳴川峠 (11/22) 近鉄元山上口駅→ 千光寺→ 鳴川峠→ なるかわ谷→ 近鉄瓢箪山駅 > 同期入社の皆さんとの紅葉狩りで生駒山系を東から西方向に横断する。途中、千光寺、鳴川峠、なるかわ谷ではカエデの素晴らしい紅葉を楽しむことができたが、カメラを自宅に忘れてしまう大失敗。幸い鳴川峠でSさんのカメラで撮った記念写真(p35)が手に入りました。 p35-鳴川峠の紅葉をバックに < 京都 嵐山/嵯峨野 (11/25) > 秋定番のN子との京都紅葉巡り。古都の紅葉は、近年では希な美しさでした。天龍寺、宝厳院(p36)、亀山公園(p37)、トロッコ嵯峨野駅、御髪神社(p38)、常寂光寺(p39)(p40)、柿落舎、二尊院(p41)、祇王寺(p42)と歩いて、嵯峨野路(p43)(p44)(p45)の紅葉を堪能しました。 p36 - 宝厳院 p37 - 亀山公園 p38-御髪神社付近 p39 - 常寂光寺T p40 - 常寂光寺U p41 - 二尊院 p42 - 祇王寺 p43-嵯峨野路T p44-嵯峨野路U p45-嵯峨野路V < 高安山/信貴山 (11/28) 近鉄信貴山口駅→高安山→信貴山城跡→長護孫子寺→近鉄恩智駅 > 信貴山口から近鉄西信貴ケーブルに並行して高安山に向かう登山道沿いには、内側に緑が残り外側が赤く色づいたカエデの森(p46)(p47)が延々と続く。高安山から信貴山に通じる登山道脇もすっかり秋色(p48)。信貴山城跡の紅葉(p49)は、ピークは越えたようだが未だ見頃だ。 p46-高安山への登山道T p47-高安山への登山道U p48-信貴山への登山道 p49-信貴山城跡 信貴山長護孫子寺に降りると本堂への階段沿いのカエデ(p50)が見事に紅葉している。玉蔵院から眺めた本堂周辺の紅葉(p51)も鮮やか。境内は至るところに朱色(p52)(p53)(p54)が溢れる。恩智駅への下山道沿いも未だ紅葉(p55)は見頃で、恩智神社のカエデ(p56)がこの日の紅葉を締め括ってくれました。 p50-長護孫子寺本堂の階段 p51-本堂周辺の紅葉 p52-長護孫子寺T p53-長護孫子寺U p54-長護孫子寺V p55-恩智駅への山道 p56-恩智神社 < 西六甲 (12/1) 神鉄鈴蘭台駅→再度公園→再度東谷→大龍寺→二本松→(大師道)→神戸元町 > 再度公園を起点に11/10に歩いたコースを神戸元町に向かって逆方向で下る。再度公園の紅葉は終了期を迎え舗装道路沿いに僅かに残る(p57)だけだが、東谷に降りる蛇ヶ谷の紅葉(p58)は未だ見頃だ。土砂崩れで昨秋(2016年)は散々だった再度東谷の燃えるような紅葉は復旧工事を終えたこの秋に完全復活(p59)(p60)したようだ。 p57 - 再度公園 p58-蛇ヶ谷 p59-再度東谷T p60-再度東谷U 大龍寺から二本松に向かう山道(p61)は朱色に染まり、二本松近くの「民論社の碑」の西側の谷も凄まじい紅葉(p62)で覆われている。猩々池に向かう二本松林道沿いの紅葉(p63)(p64)はいよいよ終盤、今回はメタセコイヤとカエデのツーショット(p65)が楽しめた。 p61-山道(大龍寺→二本松) p62-「民論社の碑」の西側 p63-二本松林道T p64-二本松林道U p65-二本松林道V 圧巻は大師道。「山が燃える」とは、このような情景(p66)(p67)(p68)(p69)をいうのでしょうか・・。 p66-大師道T p67-大師道U p68-大師道V p69-大師道W < 小塩山 (12/4) 南春日町→(天皇陵道)→山頂→(北回り登山道)→総持寺/大原野神社→南春日町 > 京都西山の山稜の北部に座る小塩山に登る。広葉樹で覆われた小塩山の東側斜面はこの時季には茶褐色に染まる。12月に入っても紅葉は未だ残っていて、「天皇陵道」も雰囲気の良い秋色(p70)(p71)(p72)が続く。カエデが植生する北回り登山道の紅葉は、赤が混じって賑やだ(p73)(p74)(p75)(p76)。 p70-天皇陵道T p71-天皇陵道U p72-天皇陵道V p73-北回り登山道T p74-北回り登山道U p75-北回り登山道V p76-北回り登山道W 東側山麓には紅葉の名所として知られる正法寺(p77)、総持寺(p78)(p79)、大原野神社(p80)(p81)(p82)があり、下山後にも紅葉巡りを楽しめるのがこのコースの特長。2017年秋の紅葉の見納めができました。 p77 - 正法寺 p78-総持寺T p79-総持寺U p80-大原野神社T p81-大原野神社U p82-大原野神社V Top Page |