大峰山(715m)
所在地:兵庫県宝塚市 地形図:1/25000 武田尾 ルートMAP
< イントロ > 4日、5日は丹後・若狭への小旅行を計画しているため、3日に山に入る予定を立てたが、忌々しい黄砂が襲来するとの予報が出ている。黄砂が邪魔して眺望を楽しむのは無理ということであれば・・と、山頂が雑木に囲まれて展望が利かないという大峰山(p1)[兵庫100山]を歩いてみることにする。ネット情報によると東側の登山口近くには駐車スペースが無く、路上駐車せざるを得ないようなので、JR線で宝塚に出てバスでアクセスし、大宝塚ゴルフ場側から山に入ってJR武田尾駅方面に下ることにする。
日時:2011年5月3日(火) 祝日 天候:晴れ(酷い黄砂あり) コース:十万辻
→ 登山口 → 七番鉄塔 → 山頂 → 桜の園 → (昼食) → 桜の園 → 武田尾駅 バス停
への分岐
10:25 10:40 11:05
11:25 12:05
13:15
13:40
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<ゴーイングダウン> ■稜線を歩く 再びノンビリと起伏の緩やかな稜線を歩く。大峰山の好さは、自然林に囲まれたこの穏やかな稜線歩きにあるのかも知れない。やがて下りが始まるが、辺り一面は素晴らしい新緑(p9)となる。やがて分岐。左下の広場には大勢のハイカーが自然講習会でも開いている様子。ここから地形図に記載されている登山道を外れて「桜の園」に向かうことにする。
道標がやたらと多くなる。隔水亭と書かれた表札がある建屋(p11)の横から「もみじの道」を経て親水広場に降りることにするが、ヤブツバキの群生地(p10)から「もみじの道」へ向かう入り口に通行禁止の表示がある。しかし、真新しい踏み跡があるのでそのまま進んでみると、山肌にへばり付いた落葉に覆われた道がどんどん狭くなり左の崖下に落ちそうになったため、途中から引き返す。隔水亭(p11)の前の表示板には、「もみじの道」は通行禁止で、武田尾へは「城が丘」を経由するように指示がある。隔水亭の前の石段を上がると、木幹に「城が丘経由武田尾」の表示テープ(p12)が巻かれている。城が丘へ向かう途中の沢(p13)は、ハエが少なく、ここで昼食とする。頭上を覆うモミジの緑(p14)が素晴らしい。一汗かいて城が丘に出ると、桜の園の入り口の親水広場(p15)は直ぐである。 p10 ヤブツバキの群生地 p11 隔水亭 p12 城が丘への道標 大勢の家族連れで賑わう親水広場から武田尾駅へはJR福知山線の線路跡のハイキングコースを北に辿る。長尾第二、第三の二つのトンネルを抜けるが、親水広場側の長尾第二トンネル(p16)はやや長く、中央付近で足元が見難くなったため持参した懐中電灯を取り出す。トンネルを抜けると初夏を思わせる陽射し。25分ほどで武田尾駅に到着する。
大峰山の魅力は自然林の中の穏やかな稜線歩きにあるように思います。武田尾側の山裾にはモミジが多く、紅葉の季節のウィークデイに最高の山歩きが楽しめるのではないでしょうか。
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