三上山[473m] 所在地:京都府木津川市 ルートMAP |
< プロローグ > ヒノキ花粉の最盛期が続いており花粉マスクが離せない毎日だが、今回は少し遠出をして京都府の南端に位置し、山頂から360°の大展望が楽しめるという三上山(さんじょうさん)(p1)に登ってみることにする。三上山の山腹には国宝の五重塔でも知られる古刹「海住山寺」があり、南側を流れる木津川の河畔には、聖武天皇が平城京から一時的に遷都したが都としては完成に至らず「幻の都」とか「忘れ去られた都」と呼ばれている「恭仁京」跡もある。 p1 木津川の土手からの三上山 今回は登山ガイドブック(注)を参考に、JR大和路線の加茂駅を起点に北上し、恭仁京跡から加茂神社を経由して海住山寺まで上り、さらに「冒険の道」を辿って山頂を踏む。下山は山頂から西方向に延びる尾根道(かいがけの道)を歩いてJR奈良線の棚倉駅に降りることにする。ガイドブックに記載されている概略のルート図とネットの登山情報を基に歩行経路をチェックすると、加茂神社から先の経路のほとんど全てが国土地理院の25,000分の一地形図に記載がないことが分かり、事前に地形図に予定歩行経路を書き込んで携行することにした。 (注)関西 日帰り山歩きベスト100(実業之日本社 2011/3/1 第2版第5刷) 日時:2017年4月24日(月) 天候:晴れ ルート: JR加茂駅 → 恭仁京跡 → 海住山寺 → 「冒険の道」入口 11:20 11:55 12:30/12:45 13:10 → 三上山山頂 → 林道出合 → 車道出合 → JR棚倉駅 13:40/14:05 14:35 15:15 15:40 時間:約4時間20分(昼食・休憩時間等を含む) <ゴーイングアップ> 【 恭仁京跡へ 】 大阪駅をほぼ満席状態で出発した大和路快速「加茂」行の列車。終着駅の「加茂」で同じ車両に残っていた乗客は私ひとりだった。改札を出て駅北側の階段(p2)を降りる。初夏を思わす陽光がまぶしい。駅前の駐車場の後方(北方向)に今日のターゲットの三上山(p3)が静かに横たわっている。誰もいないバスターミナルのベンチで身支度をして11:20に出発する。 p2 JR加茂駅 p3 JR加茂駅からの三上山 まず駅北側の横断歩道を渡って(p4)、駐車場の西側を、北に向かって民家の間を真っ直ぐに延びる舗装道路(p5)を行く。かっては賑わっていた商店街のようだが、今は閑散としている。突き当たった変則型T字路(p6)で老舗の和菓子屋さんの前を抜ける狭い道路を進んでから木津川の土手に上がる(p7)。川面から吹き上がる風が心地よい。 p4 横断歩道を渡る p5 旧商店街を北上する p6 和菓子屋前を北へ p7 木津川の土手に上がる 木津川の北側に三上山(p8)がその全貌を露わにしている。山頂の下部と左手(西側)は植林帯を思わせる深緑色だが、支配的なのは若葉色で、山中では新緑を十分に楽しめそうだ。土手上の舗装道路(p9)を東方向に300mほど歩いてから木津川に架かる恭仁大橋(p10)を渡る。 p8 木津川堤からの三上山 p9 木津川堤を東進する p10 恭仁大橋を渡る 橋を渡りきったバス停(p11)の少し先に「←恭仁京跡」の道標(p12)が立つ分岐(p13)があり、道標に従って左に折れる。この辺りの八重桜も満開だ。左折して直ぐの「岡崎文化はし」(p14)を渡り、右手に折れて三上山を眺めながら北西方向に延びる狭い舗装道路(p15)を進む。 p11 バス停横を北上する p12 「恭仁京跡」の道標 p13 道標のポイントで左折 p14 岡崎文化橋を渡る p15 畑中の舗装路を行く 畑中の十字路(p16)を直進して道なりに進んで、国道163号線の下を潜るトンネル(p17)を抜ける。突き当たったT字路で「恭仁京大極殿跡」の標識(p18)に従って左折して、狭い舗装道路(p19)を西進する。300mほど歩くと右手に広場(p20)が現れる。この辺りが恭仁京の跡地のようだ。JR加茂駅から丁度25分だ。 大極殿跡は西側の林の奥にあり、広場に残っている礎石(p21)は七重塔のものだという。恭仁京が廃都となった後、大極殿などは山城国分寺として再利用されたらしく、石柱には「史跡 山城国分寺跡」と彫られている。あたりは静寂そのもので、先着していた古代史ファンらしいシニアの女性二人がじっと解説板を眺めている。 p16 十字路を直進する p17 国道163号の下を潜る p18 恭仁京跡の道標で左折 p19 舗装道路を西進する p20 恭仁京跡 p21 七重塔の礎石 【 加茂神社へ 】 広場の北東エリアは鮮やかな黄色の野花で埋め尽くされ、北西の端にはトイレ(p22)もある。ここから一旦西に向かったあと、畑中を北方向に向かう狭い舗装道路(p23)が延びている。この舗装路を道なりに進んで、突き当たったT字路(p24)で「←加茂神社」の標識に従って左折し、さらに突き当たった三叉路で右折して狭い舗装道路(p25)を北方向に進んで民家の間を抜け、山側に進む。 p22 恭仁京跡のトイレ p23 畑中を北に進む p24 T字路で左折する p25 民家の間を北方向に 獣避けゲート(p26)を通過して左手に墓地を見ながらコンクリート舗装の小道(p27)を進む。いよいよ山道・・という雰囲気になったところで右手に加茂神社の石造りの鳥居(p28)が見え、右手の木幹に「海住山寺」への道標(p29)が掛かっている。恭仁京跡から15分強である。 p26 獣避けゲートを通過 p27 コンクリート舗装の小道 p28 鳥居の手前で右折 p29 海住寺山への道標 【 海住山寺へ 】 鳥居の奥の祠に今日の山行の無事を祈願したあと、道標(p29)の指示どおりU字型に回り込んで(p30)山に入る。山道(p31)は海住山寺から南西方向に延びる尾根筋を辿るが、前述したとおり、国土地理院の25,000分の一地形図には記載されていない。道(p32)は基本的には良く踏まれていて歩き易いが、辺り一帯はイノシシの支配地域のようで、まるで重機を使ったかのような土工跡(ラッセル跡)がそこかしこに見られる。 p30 U字型に回り込む p31 良く踏まれた山道 p32 尾根筋を延びる登山道 加茂神社から15分ほどで、「海住山寺境内→」の看板(p33a)が立つ白い建屋(p33b)の横に出る。ここで右に折れると海住山寺の境内に入れるが、入山料金(通過料金)として¥100が必要らしい。右折せずに直進すれば¥100は不要で三上山方面に向かう山道に合流できるようだ。 p33a 海住山寺への道標 p33b 「白い建屋」で右折 この海住山寺は平城京の鬼門にあたる地にあり、ここに伽藍を建立すれば東大寺の大仏が無事に造立できるとの夢告を受けた聖武天皇が東大寺の初代別当だった良弁に勅願して開山した藤尾山観音寺が前身だという。とにかく国宝の五重塔を眺めてみたいので境内に向かう。 木組みの階段道を降りて参道(p34)を進むと、突然前方に五重塔が現れる。正面に回り込んで写真に収めて(p35)から本堂の受付のお母さんに挨拶して入山料¥100を募金箱のようなプラスチック製の容器に収める。拝観する場合は¥400、境内を「通過するだけ」であれば¥100ということのようだ。誰もいない境内(p36)は美しく維持されていて八重桜も見事だ。東側にはトイレや自販機も設けられている。 p34 海住山寺の参道 p35 五重塔 p36 海住山寺の境内 三上山へ向かう登山道(p37a)は本堂の北側にある。美しく手入れされた庭を抜ける狭いコンクリート道(p37b)を上がると、傾斜の緩い階段道(p38)になり、登り切って右手方向に進むと山道(p39)になる。登り切ったところにスペース(p40)があり、南方向が大きく開けている(p41)。加茂市街や木津川、大野山が指呼のうちで、遠く金剛山、大和葛城山、二上山も望める。展望を楽しみながら、SOYJOYバーを食らって一息入れる。 p37a 本堂北側の小道を西へ p37b コンクリートの小道を進む p38 階段道を上がる p39 三上山へは右手へ p40 展望スペース p41 南側の展望 【 三上山へ 】 海住山寺の展望ポイントから山道に向かうと直ぐ、モーターサイクルの進入阻止ゲート(p42a)がある。その少し先に分岐があり、スギの木幹に木津川観光協会が設置した真新しい道標(海住山寺⇔神童寺)(p42b)が掛けられている。ここで、初めて「神童寺」が何処に存在するのかを自分が全く理解していないことに気がつく。今回も事前調査が十分でなかったようだ。国土地理院の25,000の一地形図を改めて眺めると、山城町神童子に "卍マーク" があるので、おそらくここだろうと想定する。ガイドブックの地図(p43)と地形図を照合すると、三上山へは「神童寺分岐」からいったん「標高250mあたりを東西方向に延びている谷筋」に下ることになる。従ってガイドブックの地図にある「神童寺分岐」とは、山城町神童子に向かうルート(即ち西方向へのルート)と三上山に向かうルートの分岐のはずだと頭を整理して、まずは「神童寺分岐」を目指す。この「神童寺分岐」へのルートも前述したとおり国土地理院の地形図には記載がない。 p42a モーターサイクル止め p42b 神童寺ハイキングコース道標 p43 ガイドブックの地図 山道(p44)はいったん尾根筋を進んでから左手に浅い谷を見ながら山腹にへばりつくように延びている。そこかしこの木幹に「海住山寺⇔神童寺」と表示した道標(p45)が掛けられており、この山道が海住山寺と神童寺を結ぶハイキングコースであることは間違いないようだ。 海住山寺から10分ほどで右手に下る山道との分岐(p46)がある。右手に下る山道には「森林公園」と読める朽ちかけた木製の道標(p47)が立っているが、「森林公園」は国土地理院の地形図上に記載がなく、何処に存在するのかが全く分からない。 p44 山肌にへばりつく山道 p45 ハイキングコースの道標 p46 分岐で右手に下る p47 森林公園への道標 とにかく地形的に、このポイント(ルート図の「分岐1」)がガイドブックでいう「神童寺分岐」であることは確かなようなので、ここで「海住山寺⇔神童寺ハイキングコース」を外れて右手の階段道(p48)を下る。標高差で70mほどを一気に下ると、沢(p49)に出る。沢を北方向に渡ると、コンクリート舗装された林道(p50)に出て、右方向(東方向)に進む。 p48 階段道を下る p49 沢を渡る p50 林道に出て右へ この林道は国土地理院の地形図に記載がある。林道(p51)を7分ほど歩くと、小さな橋(p52)があり、その先で林道が左手方向にU字型に曲がっているポイントに出る。ここは三叉路型の分岐になっており、林道を行かずに直進すると、直ぐ先の左手に「冒険の道」と書かれた木製の道標(p53a)が立っている。 ここが三上山の南側の登り口(p53b)のはずなのだが、何故か道標には「三上山」という文字が書かれていない。ハイカーにとっては、「・・の道」などはどうでもいいことで、道標には「←三上山 山頂」と書いてもらった方がよっぽど分かり易いのだが・・。 p51 林道を東進する p52 橋の先に分岐がある p53a 「冒険の道」の道標 p53b 三上山への登り口 ここから再び山道に入る(p54)。三上山の山頂までは標高差約220mの上りで、今日一番の厳しい登り勾配になる。道は良く整備されており、歩き易い。登山口から5分ほどで北方向の木枝の間から山頂(p55)が見えてくる。ヒノキの植林帯(p56)を抜け、さらに二度に渡って林道(p57)(p58)を横切ると、登山道(p59)の上り勾配が緩やかになり、「←頂上展望台」の道標(p60)が立つポイント(p61)に出る。左手の登山道脇には「三上山展望台」と表示した道標が立っている。山頂直下のこのポイントで漸く「三上山」の文字を目にすることができた。 p54 冒険の道に入る p55 山頂が見える p56 ヒノキ林を抜ける p57 林道を横断する(1) p58 林道を横断する(2) p59 勾配の緩やかな山道 p60 山頂への道標 p61 山頂への登り口 山頂への最後の階段道を登って行くと、目の前に山頂展望台(p62)が現れる。「冒険の道」の入口から丁度30分を要した。展望台下のベンチでは三人のハイカーが休憩中だ。 p62 頂上展望台 < トップ > 先着のハイカーさんに挨拶をして、まずは展望台に上がる。期待したとおりの素晴らしい展望だ。まず南方向を眺めると、木津川から奈良盆地に延びる市街地を挟んで右手に南北に延びる生駒山系、左手から奈良盆地に迫り出している山塊のピークは龍王山と高峰山だろうか、その左手に室生から三重県との県境を越えて延びる山塊が連なる(p63)。生駒の山頂が以外にも遠く感じる。東方向には特徴的な山容の三ヶ岳(p64)、その左手には鷲峰山の頭部(p65)、西方向には生駒山系の北部(交野山、国見山)(p66)、その後方に遠く六甲山、その手前右手に甘南備山、その後方には北摂の山々、その右手に京都西山、北方向には遠く京都北山、愛宕山(p67)や比叡山(p68)も確認できる。 p63 南から西方向を望む p64 三ヶ岳 p66 生駒山系北部と甘南備山 p65 鷲峰山の山頂付近 p67 北西方向を望む p68 北方向を望む 大展望に満足していると、休憩を終えたシニアの二人組のハイカーさんが展望台に上がって来たので、眺望スペースを譲って下に降り、ベンチで遅い昼食とする。もう一人のハイカーさんは、木津川在住で、今日は自転車で「森林公園」まで上がり、そこから歩いてきたというお話。「棚倉に降りる」と話すと、「結構(距離が)ありますよね・・」。確かに。 < ゴーイングダウン > 【 かいがけの道を下る 】 山頂からは展望台下の木組の階段道を降りて、右手の山道(p69)を下る。比較的歩き易い山道(p70)を5分弱下ると、舗装された林道(p71)に出る。林道を右手(北西方向)に少し進むと左手の林道脇に「かいがけの道」と表示した道標(p72)が立つ山道の入口(p73)がある。ここから「かいがけの道」に入る。 p69 階段道から右手へ進む p70 歩き易い山道 p71 林道に出て右へ p72 「かいがけの道」の道標 p72 かいがけの道の入口 2分ほどで平ヶ谷への分岐(p74)[ルート図の「分岐2」]に出るが、これをパスして左に折れて尾根筋を西方向に延びる「かいがけの道」を進む。下り勾配は厳しく、U字型に深く掘れた区間(p75)もあるが、道は比較的歩き易く快適に高度を下げることができる。「かいがけの道」の入口から10分ほど下ると、左手に「長寿の道」(p76)への分岐があるが、これもパスして直進する。登山道回りは、ヤマツツジ(p77)が満開で、ヒダ(p78)が植生した区間もあり、長丁場の下りでも気分転換ができる。 p74 平ヶ谷分岐をパス p75 U字型に掘れた山道 p76 「長寿の道」への分岐 p77 ヤマツツジが満開 p78 ヒダの群生区間 「かいがけの道」の入口から25分ほどで、林道(p79)に合流する。左方向に林道(p80)を3分ほど歩くと、右手方向への分岐(p81)ポイント[ルート図の「分岐3」]があり、「平尾へ JR棚倉駅方面」の道標(p82)が立っている。この分岐で右手に進む。 p79 林道に合流する p80 林道を行く p81 分岐で右に折れる p82 「棚倉駅」への道標 7分ほど歩くと山道の右側又は左側に竹林(p83)が出現し始める。分岐ポイントから15分ほどで、軽四輪の轍が目立つ林道(p84)に合流する。合流ポイントで左方向に進み、緩やかな下り勾配の林道(p85)を行く。この合流ポイントをガイドブックの地図(p86)にある「車道出合」と勘違いして10分ほど時間をロスしてしまう。 p83 竹林が現れる p84 林道に合流する p85 林道を行く p86 ガイドブックの地図 【 JR棚倉駅へ 】 林道を道なりに下って行くと、舗装された林道(即ち、車道)(p87)に合流する。この車道を左方向に100mほど下ると、右手の山側に上る車1台が走れる横幅のコンクリート道(p88)がある[ルート図の「分岐4」]。このコンクリート道を登り切ると、地道の林道(p89)に変わる。 p87 車道に合流する p88 右手の坂道を進む p89 地道の林道になる 林道(p90)は竹林を抜ける。丁度、タケノコの収穫時期のようで軽トラックのお父さんが忙しそうだ。林道の入口から5分ほどで、Y字型の分岐(p91)に出る。ここで右手に進むとガイドブックで紹介されている「送電線の鉄塔下を抜けて墓地に出る」ルートのようだが、左手方向にも赤テープが巻かれており、いずれ合流するはずなので、道なりに左手方向に進む。 道は竹ヤブで薄暗く、ぬかるみも多く、先ほどのY分岐でガイドブックどおりに右手に進む方が歩き易かったかも知れない。竹ヤブを抜けると、Y分岐(p92)があり、右手に進んで墓地の横を抜ける(p93)。 p90 竹林を抜ける p91 右の方が歩き易い p92 Y字分岐を右へ p93 墓地の横を抜ける 前方正面が開けて生駒山系が見えてくる(p94)。池の横を抜けた(p95)ところで、前方の路上に作業車が置かれて数人の作業者が回りに出ていたので、分岐を右手に進んでしまう。これが失敗。予定していた十輪寺経由のルートから北側にずれてしまったようだ。 p94 生駒山系が見えてくる p95 池の北側を進む 民家の間を西方向に抜けて(p96)、線路に突き当たったところで南方向を眺める(p97)と案の定、棚倉駅から200mほど北にずれている。しかし、何とか15:45発の列車に間に合う時間に棚倉駅(p98)に到着できた。(棚倉駅から木津方面への列車は1時間に2本しかないので注意が必要です) 結局、山中で遭遇したハイカーは山頂の2組(3人)だけでした。 p96 民家の間を抜ける p97 線路沿いを南へ p98 JR棚倉駅 < エピローグ > 変化に富んだ好いコースです。上りのルートは、木津川堤を経てお花畑の「幻の都恭仁京」跡に向かう長閑な田園風景。加茂神社からの汗をかきながらの尾根道登り。海住山寺の静寂と良く手入れされた庭園の美しさ。「冒険の道」の急登。そして山頂からの全方位の大展望と見所満載です。「かいがけの道」をひたすら歩く下りルートは少々、退屈ですがこの時季であれば新緑の清々しさを堪能できます。ハイカーの数が少ないのも魅力のひとつになるでしょう。春の新緑と秋の紅葉の時季の登山がお薦めです。 (記 2017. 7. 8) Top Page |