日時:2011年11月15日(火) 天候:晴れ
コース: 南あわじ市
サイクリング → 神倉神社 → 諭鶴羽山 →
諭鶴羽神社 → サイクリング
ターミナル
山頂
ターミナル
10:30 11:55
12:40/12:05 12:15/12:45
13:50
< イントロ >
六甲(11/9)、剣尾山(11/13)と近場の山行が続いたので、今日(11/15)は少し遠出をして、兵庫50山の一つで淡路島の最高峰である「諭鶴羽山」を
歩いてみることにする。ガイドブック(注)によると山頂の南側の諭鶴羽神社まで車で入れるようだが、「常緑広葉樹に覆われた南国の山」の雰囲気
を味わうため諭鶴羽ダム側から「裏参道」を経て諭鶴羽神社までピストンすることにする。
(注)兵庫県の山(山と渓谷社 2009年5月1日
初版第2刷)
< アクセス >
神戸淡路鳴門自動車道を洲本ICで降りて国道28号に入り南下する。市小井から県道535号を西に走って諭鶴羽ダムを目指す。ダムの手前(西側)に
ある「南あわじ市サイクリングターミナル(p1)」の北側の県道脇に設けられた駐車場(p2)に車を停める。先着車は1台。駐車場の横には「諭鶴羽
ダム・憩いの広場」の表示板(p3)が置かれている。
p1 南あわじサイクリング p2 駐車場 p3 「憩いの広場」の表示板
ターミナル
< ゴーイングアップ >
県道535号をダムに向かって歩く。ダム湖(p4)を左手に眺めながらダム上の道路(p5)を進む。ダムを渡りきった左手の崖沿いにコンクリート製の
階段があり、「諭鶴羽山登山口」(p6)の表示板が立っている。左手にダム(p7)を見ながら階段を登り切り、右手のスギの植林帯を抜ける登山道(p8)
を進む。急登を5分ほど上ると自然林に囲まれた雰囲気の良い山道(p9)になる。登山道脇には、まだ新しい近畿自然歩道の標識(p10)が立っている。
p4 ダム湖 p5 諭鶴羽ダム橋の道路 p6 登山口の表示板 p7 諭鶴羽ダム
p8 スギ植林帯を抜ける登山道
p9 自然林に囲まれた登山道 p10 近畿自然道の道標
登山口から20分ほどで神倉(かんのくら)神社(p11)に到着する。案内板の説明によると神話時代にイザナギ、イザナミの両神が乗った鶴がここ
の大樹で羽を休めたとの言い伝えがあるという。祠(p12)に手を合わせて山行の無事を祈る。
p11 神倉神社
p12 神倉神社の祠
ここからは、ゴロゴロ岩が転がる荒れ道(p13)、U字型に深く掘れた道(p14)、そして平坦な歩き易い道(p15)のいずれかの繰り返しとなる。登山
道の傾斜は緩やかで、辺りは常緑樹に囲まれて紅葉はほとんど見られない。登山道脇には、一丁毎に石仏(p16)が置かれている。迷い易い分岐には、
大抵道標(p17)が設けられており、道標が無い分岐はロープ(p18)などで物理的に道を塞いでいるので不安は無い。
p13 岩が転がる荒れ道
p14 U字型に掘れた道 p15 平坦な登山道
p16 石仏
p17 道標 p18 通行止めのロープ
神倉神社から50分ほどで前方に無線中継所のアンテナ塔の脚部(p19)が現れる。山頂か・・と錯覚するが、トップはもう少し先である。この
アンテナ塔(p20)から登山道は、コンクリート舗装道(p21)に変わり、4分ほど歩くと山頂に到達する。
p19 アンテナ塔の脚部
p20 無線中継所 p21 舗装された作業道
< トップ >
一等三角点(p22)が埋まる山頂(p23)には、山頂表示の石柱(p24)や木組みの展望デッキ(p25)が設置されている。山頂にハイカーの姿は無し。見通
しは今一つで、南西方向に辛うじて鳴門大橋(p26)が望める。強い風が西方向から吹きつけていて、体を飛ばされそうになる。昼食をここで摂るのは
諦めて、諭鶴羽神社に向かうことにする。
p22 一等三角点
p23 諭鶴羽山の山頂広場 p24 山頂表示柱
p25 展望デッキ p26 鳴門大橋を望む
< 諭鶴羽神社 >
山頂の南側にある電波塔(p27)の横を抜ける作業道を下ると、10分強でアカガシの群落とタブノキなどの巨木に囲まれた諭鶴羽神社(p28)に到着す
る。諭鶴羽神社は淡路の山岳霊山として最も古い歴史を持つという。黒岩側から神社まで舗装道路(p29)が延びてきており、鳥居下には広い駐車場
(p30)と水洗トイレ(p31)も設置されている。四駆の軽自動車が駐車している。人影の無い静かな境内(p32)で昼食とする。
p27 電波塔と作業道
p28 諭鶴羽神社の社殿 p29 舗装道路
p30 諭鶴羽神社の駐車場
p31 神社の鳥居(左)とトイレ(右) p32 神社の境内
< ゴーイングダウン >
諭鶴羽神社から約1時間で駐車場に戻る。ご夫婦らしいシニアのハイカーと遭遇する。
< エピローグ >
登山道回りは常緑樹が覆って秋色はほとんど期待できませんが、登山道の傾斜は緩やかで歩き易く、静かな山歩きを楽しむことができるようです。
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