菊水山(458.8m)/鍋蓋山(486.2)
所在地:兵庫県神戸市 地形図:1/25000 神戸首部 ルートMAP
< イントロ > この時季には珍しい豪雨が去って、週末の13日金曜日は朝来地区の山を歩く計画だったが、再び忌々しい黄砂が襲来するという。已む無く13日はパス。今日も黄砂が残るとみて遠出を避けて、近場の兵庫100山の菊水山(p1)に登ることする。菊水山は六甲全山縦走路上にあり、20〜30代の頃に勤務先の山岳部などが主催する六甲縦走大会で何度か登ったことがある。25年ぶりに神戸電鉄の鵯越(ひよどりごえ)駅から菊水山と鍋蓋山(p1)を縦走し、帰路は市ケ原経由でトエンティクロスを北上し、森林公園を抜けて山田道で神戸電鉄の谷上駅に下りることにする。
コース:神鉄
→ 菊水山頂 → 鍋蓋山頂 → 市ケ原 → (トエンティクロス) → 森林公園 →
(山田道) → 神鉄
鵯越駅
(昼食)
東門 / 正門
谷上駅 10:42 11:05 13:10/13:25 14:20/14:30 15:40 16:05/16:15
17:15
p6 菊水山頂下からの高取山と p7 菊水山頂下からの神戸市街 須磨アルプス
< 鍋蓋山へ >
菊水山からの下り道は勾配が急峻の上に大きな岩が突き出して歩きにくい。古傷の左膝を痛めないように慎重に下る。一頻り下ると東方向が開けてこれから登る鍋蓋山が見える(p10)。堰堤の横を抜けて国道428号を跨ぐ天王吊橋(p11)を渡ると鍋蓋山の西側の山腹に取り付く。昔はこの吊橋は無かったはずだ・・便利になった。鍋蓋山への登山道は木立の中。勾配は急だが太陽光の直射が避けられて幾分救われる。一頻り上ると西側が開けて今降りてきた菊水山頂が見える(p12)。吊橋から35分ほどの登りで鍋蓋山頂に着く。
四等三角点(p13)がある鍋蓋山頂は雑木に囲まれて南方向の一部を除いて展望はない。佇まいは静かだが、団体のハイカーが昼食を摂っている。神戸市街や神戸港(p14)が眺められるスポットに手ごろな丸太を見つけたので、これに腰掛けて昼食とする。
茶屋の前を抜けて北上し、天狗道への分岐をパスして六甲全山縦走路とお別れし、左手に高雄山(p17)を眺めながら雰囲気の良い生田川の川沿い(p18)に下る。ガイドブック(注)によると、トエンティクロスとは川を「20回(twenty)横切る(cross)」に由来しているという。大雨の後で水量が増えた川を、飛び石(p19)を伝って対岸に渡るのはスリルがあって面白い。川沿いの道の勾配は緩やかだが、堰堤がある場所では、これを高巻くように登山道がつけられていて疲れた脚にはきつい。市ケ原から1時間ほどで森林植物園の東門(p20)に着く。
(注)兵庫県の山(山と渓谷社)
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