参院選 兵庫:レンポーの二番煎じ「安田真理」  2019.7.3   


 いよいよ参院選だ。7/1付の時事通信によると、維新を除く野党4党の幹部が沖縄県庁前で揃って街頭演説を行い参院選での野党共闘をアピールしたという。安倍キライダーズは、辺野古を争点にして野党が一丸になれば安倍1強に勝てると盲信しているようだ。

 「若者をdisっている」とネットで猛烈な批判に晒されている糞新聞朝日の記事『「僕が生きていけるので」 若者に際立つ安倍政権支持』(7/1付)によると、安倍内閣の支持率は18〜39歳の男性で際立って高いという。一方、立憲民主党の支持者は、慶大SFC研の鈴木眞志氏の分析によれば、東日本に住む70歳以上の爺婆(ジジババ)、特に"爺" に偏っているらしい。共産党の支持者も同様だという。つまり、左巻き野党を支えているのは日教組の全盛時代にその偏向教育によって強制的に左旋回させられた哀れな少年少女のなれの果て、すなわち "未だに夢見る老人" たちなのだ。

 そんな状況下で何とか若年層の興味を惹こうと躍起になっているのか・・・? 立憲民主党は、元モー娘や筆談ホステスまで比例区に駆り出すようだ。私の地元の兵庫県でも前回落選した日教組の水岡俊一は比例区に回って、選挙区には「安田真理」(以下、真理さん)という自称フリーアナウンサーを擁立するという。

 本人の選挙広報用Webサイトによると、真理さんは金沢生まれで金沢育ちの40歳。キャリア17年のアナウンサーが政治屋への転身を志した切っ掛けは「特定秘密保護法案」だというが何だか怪しい。教員免許を持ちながら教職に就かず、アナウンサーの道を選んだ過去に "華やかな世界" を追い求める彼女の性根が透けて見える。アラフォーでアナウンサーに見切りをつけてもっと派手な世界を目指したのだろうと考えるのは下衆の勘繰りだろうか。転身の理由については尤もらしく告白する一方で、兵庫県とは縁もゆかりも無い人間が、転職を賭ける場所に何故、兵庫県選挙区を選んだのかという疑問に対しては、Web上では一切答えていない。これは、有権者にとって "キモ(肝)" になる疑問なのだが、全く触れていないところをみると何かありそうだ。

 真理さんが安倍キライダーズの一員であることは間違いないようで、「もう黙っちゃいられない」という心情が国政への挑戦の動機だというから、どんな自己主張をしているのか、本人のツイートを片っ端から眺めてみた。ほとんどが、応援ありがとうございます・・・ 頑張ります・・・ の類いの "ご挨拶" で、たまに現れる「外国籍の人々との共生」、「若い世代への対策」云々など政策の匂いがする言葉は、すべて立憲民主党の出来損ないの選挙公約「立憲ビジョン2019」の焼き直しだ。

 「国民を部品のように扱う命を軽んじる政権・・」とか「官民のバランスを正し・・」とか何のことかさっぱり分からない書き込みはご愛敬だとしても、「東工大理学部応用物理学科出身の菅直人首相の英断があったからこそ、放射能による被害の拡大が防げたのです・・」や「古館伊知郎さんが『報道ステーション』でキャスターを続けられていたら、今の日本はもう少し違っていたのでは・・」云々の記事は、政治屋を目指すご本人の資質までが疑われてしまうとんでもない誤解なので、速やかにツイートを削除すべきだろう。

 真理さんの政治屋としての潜在能力については、立憲民主党の幹部が的確に見抜いている。逢坂誠二政調会長は 6/27 のツィートで「・・安田さんは問題の捉えどころも良いし、歯切れも良い・・」と書き込み、福山哲郎幹事長は 6/30 の神戸市内での街頭演説で「安田さんは皆さんの声を聞き、走り回れる人だ」と語ったという。つまり真理さんに期待しているのは政策立案能力や調整能力ではなく、「能動的に相手の話を聴き、弱みを見つけて効果的に "口撃" できる能力」なのだ。歯切れの良い "口撃" だけが持ち味の高飛車女。あの "レンポーおばさん" の姿を真理さんに重ねているのは間違いない。私にとっては、どちらもただのチャラチャラ女なのだが。

 比例区で多数の個人名票を獲得するほど知名度は高くないが、若くて見栄えも良く・喋りも滑らかなので、浮動票の多い大都市を持つ "選挙区" であれば、そこそこ戦えると党幹部が見込んだのだろう。大阪府選挙区には、あの一見アーティフィシャルな容貌で、左巻き美人弁護士として有名な亀石倫子女史を早々にアサインしているので真理さんは「神戸」に回されたのだと私は邪推する。

 さて、詐欺電話にも容易に引っ掛かるジジババは別にして、レンポーおばさんの二番煎じである真理さんにハイカラな神戸市域の若い有権者がどれくらい騙されるのか? トランプじゃないけど、Let's see how they do. だ。
ほんと、愉しみな選挙になりそうですね。 アハ。
 

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